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外壁塗装業者を選ぶ際に確認すべきポイントを徹底解説!

外壁塗装業者選びは、納得のいく外壁を仕上げるための重要な工程です。

自分で外壁塗装業者を選ぶ際には、
「外壁塗装業者を選ぶポイントって?」
「外壁塗装業者には種類があるの?」
などの疑問が湧くかと思います。

そこで、今回は外壁塗装業者の選び方を解説します。外壁塗装業者の種類による特徴も紹介しますので、目星をつけるための参考にしてみてくださいね。

外壁塗装業者の選び方

外壁塗装業者の選び方のポイントを3つ紹介します。

第三者の評価や保証を確認することでより安心して依頼できます。確認方法も記載していますので一緒にみていきましょう。

1. 専門資格を保有している職員がいるか

外壁塗装業者が資格を持っているか確認してみましょう。受験資格に実務経験が求められていることも多く、一定以上の知識と経験を有している証となります。

代表的な資格として以下のものがあります。

資格名内容受験資格
一級塗装技能士学科試験と実務試験あり。国家資格。実務経験7年以上
二級塗装技能士学科試験と実務試験あり。国家資格。実務経験2年以上
外壁診断士学科試験。一般社団法人 全国住宅外壁診断士協会が認定。住宅関連事営業、塗装業、左官業、板金業、建材販売業、不動産管理業、住宅リフォーム業、建設業など、協会が当該関連業に携わると認めた職業の実務経験5年以上
外装劣化診断士一般社団法人 住宅保全推進協会が認定。誰でも受験可能(目安、建築または不動産業界の実務経験3年以上)

上記のような資格を有していれば、ある程度の技術が保証されているので思わぬトラブルを防げる可能性が高いです。会社内に資格を保有している職人がいれば全体のスキルアップにもつながるので信頼できる会社といえるでしょう。

資格を持っているかは外壁塗装業者の絶対条件ではないため、保持している業者は仕事のレベルアップに積極的なことが分かり、より安心感があります。

2. 施工実績が豊富か

過去の施工実績から内容や数を参考にしましょう。これまでの実績やお客様の声から、どのような建物を担当してきたのか、どのような要望があったのかを参考にして依頼できるのかを確認します。

もしホームページがない場合には、会社に問い合わせてみてください。技術力が確かな企業であっても、年配の方が多かったり地元に密着したりしている会社はホームページを持っていない場合があります。訪問して会社で実績を見せてもらうのも良いでしょう。

3. 保証がついているか

塗装後に定期点検をしてくれたり、施工内容を保証してくれたりする業者を選びましょう。万が一手抜き工事や施工ミスがあった場合、塗装は寿命よりも早めに劣化します。外壁の障害を放置すれば、建物が紫外線や雨水にさらされてしまい重大な欠陥を招きかねません。

保証期間の目安は5〜10年です。保証期間が長すぎる場合、保証期間の長さを売りにしつつ実際には応じてくれない悪徳業者の可能性があるため避けた方が安全です。

また保証内容については塗装した範囲がすべて含まれているのかを確認します。特に重要なのは剥がれやすい木部や鉄部で、この部分が保証に含まれていなかったり期間が短く設定されていたりする場合は安心できません。

さらに、業者が保証団体や組合に加盟しているかも確認しておくと良いでしょう。保険料が安くなっていたり、業者が倒産しても保証が受けられたりします。

建築士

外壁塗装業者の種類

外壁塗装業者にはいくつかの種類があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。自分の費用や要望に合った最適な業者を選ぶために特徴を確認していきましょう。

大手ハウスメーカー

知名度が高くて実績が多いため安心感のある大手のハウスメーカー。人員が多くさまざまな要望にも柔軟かつ迅速に対応してくれます。住宅を購入したメーカーであれば10年をめどにアフターフォローを提案されることもあり、自らが率先して動かなくとも良い場合があります。

ただ、大手ハウスメーカーは下請け会社に施工を依頼するため中間マージンが発生し、費用が高めになります。また塗装の質は実際に施工する業者によるので、どういった業者へ依頼するのかを確認しておくと良いです。

リフォーム業者

外壁塗装を含めたさまざまなリフォームを依頼できます。内装や屋根、水回りなどの複数の箇所を見てもらえるので、家全体のメンテナンスを一気に済ませることができます。リフォームを希望する箇所が多い方にとっては1つの窓口で済むのでおすすめです。

ただ、こちらも外壁塗装は下請けの業者へ依頼するため、費用が高くつきやすいです。またリフォーム業者を選ぶ場合には、もともと塗装を専門にしていた業者を選ぶことがポイントです。それぞれのリフォーム業者には得意としている分野があるので、外壁塗装に長く携わっていて実績のある会社を選ぶようにしましょうね。

地域密着型の外壁塗装業者

地域の外装専門の業者は中間マージンが発生しないため、料金が低めなことが多いです。また有資格者が多く、技術力の高い職人も少なくありません。地域の気候や土地の事情に詳しいこともあり、よりよいアドバイスが得られることも特有のメリットです。

ただ、地域密着型の外壁塗装業者はホームページを持っていなかったり、あったとしても探しづらかったりするケースも多いです。また人員が不足していて問い合わせにすぐに対応してもらえないこともあるので、知人に紹介してもらったり少しだけ根気強く探してみたりすることが大切です。

訪問販売業者

訪問販売業者は基本的にはおすすめしません。「危険な状態なのですぐに塗り替えた方が良いです」などと、不安をあおるような言い方をしている場合は特に要注意です。

また「今なら〇〇円安くします」「足場代はサービスしますよ」などと安さを売りにしてくる場合も契約は避けましょう。外壁塗装には塗料のほかにも必要経費がかかるため、極端に値引きしてくる場合には手抜き工事をされる危険性があります。

しかし中には良心的な訪問販売業者がいることもあります。インターネットを使う世代が少なく、なかなか依頼が来づらい地域などが該当します。もし「良心的な業者かも」と感じたら、他の業者の見積書と比較したり、過去の実績や評判を確認したりしてから検討してみてくださいね。

建築士

まとめ

今回は外壁塗装業者の選び方について記載しました。

最適な業者を選ぶには複数の選択肢から自分の条件を満たす業者を見極めることが大切です。納得のいく仕上がりのために、最初の業者選びは大切な工程になります。

資格を保有していたり実績があったりと第三者からの評価の高い業者を選ぶことで、より良い仕上がりが期待できます。また十分な保証がついているかどうかも一つの指標にしてください。

業者の種類により特徴が異なりますので、自分の基準を明確にして希望に沿った選択をしてくださいね。

建築士

外壁塗装の種類と特徴を紹介! メリットとデメリットも解説!

外見をより美しくし、建物の耐久性を維持するために必要な外壁塗装。

塗料にはいくつか種類があるため、
「外壁塗装にはどのくらいの種類があるの?」
「どの塗料が建物に最適なのか迷う!」
と悩む方も多いかと思います。

そこで、今回は外壁塗装に使われる塗料の種類や特徴を解説します。

それぞれの塗料のメリットとデメリットも解説していますので、予算や好み、これから建物をどのくらい使いたいかという計画などにより、お好みの塗料を選んでいきましょう。

 1. 外壁塗装の塗料の種類

外壁塗装の主な塗料の種類についてお伝えします。それぞれの塗料の耐用年数と費用相場を掲載していますので、目安にしてくださいね。

塗料の種類耐用年数費用相場
アクリル5〜8年1,000〜1,500円 /㎡
ウレタン8〜10年1,800〜2,500円/㎡
シリコン10〜15年2,500〜3,500円/㎡
ラジカル13〜18年2,500〜4,000円 /㎡
フッ素15〜20年3,500〜5,000円/㎡

表の下にいくほど費用が高くなりますが、耐用年数が伸びていきます。費用のほかにも、定期的に塗り直しをしたいのか、もしくはなるべく維持させたいのか、などによっても左右されますので、予算や好みによって目星をつけていきましょう。 

建築士

2. 外壁塗装の塗料の特徴

外壁塗装の塗料は見栄えや建物との相性がそれぞれ異なります。それぞれの塗料の特徴を深堀りしますので最適なものを選びましょう。

1. アクリル塗料

昔から使われており、多くのメーカーで商品を販売しています。透湿性が高く軒天井などに利用されます。現在はより高性能な他の塗料が存在しますが、扱いやすさから頻繁に塗り直しをする塗装やちょっとしたDIYで選ばれます。

メリット

  • ツヤが綺麗に出る上に色が鮮やかで、バリエーションにも富んでいます。
  • 施工費用を抑えられます。

デメリット

  • 耐用年数が短くこまめに塗り直さなければなりません。
  • 浸透性が高く湿気を吸収しやすいので、降水量の多い地域には不向きです。

2. ウレタン塗料

そのまま使用できる1液タイプと、硬化剤と混ぜて使用する2液タイプがあります。2液タイプは価格が高いですが耐久性が増します。扱いが困難なため、熟練した業者へ任せるようにしましょう。

メリット

  • 弾力性があるため柔軟でひび割れしにくいです。木部の伸縮にも対応でき相性が良いです。
  • 密着性が高く凹凸のある外壁との相性が良いです。細部まで綺麗に塗装されます。
  • 光沢がきれいでツヤのある外観を希望する場合におすすめです。

デメリット

  • 耐用年数が目安10年以内と短いため、建物をある程度長く使っていきたい場合は塗り直しが必要です。

3. シリコン塗料

一般的には「悩んだらシリコン塗料がおすすめ」といわれる程、価格と機能のバランスに優れています。

シリコンの含有量が高いほど機能が高まりますが、業者によっては低いものを選んでいるにも関わらず高い費用を請求してくる場合もあり、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

ウレタン塗料と同じように1液型(そのまま使える)と2液型(硬化剤と混ぜる)の2種類があり、2液型の方が費用・耐久性のいずれも高いです。

メリット

  • 透湿性に優れているため、塗膜を維持しやすくカビやコケが発生しにくいです。湿気が発生しやすい立地条件での使用もおすすめです。
  • 断熱、遮熱効果が高く、より快適に過ごすことができる上に環境にも配慮されています。季節による寒暖差が激しい地域にも適した塗料です。
  • 人気が高いので製品数が多く、色や性能、予算によって好みの商品を選びやすいです。シリコン含有量が多いほど機能が高まります。

デメリット

  • 弾力性が低いため、建物のひび割れ防止はあまり期待できません。
  • 高い機能性を求めるほど、費用が高くなります。

4. ラジカル制御塗料

塗料の成分を破壊するラジカルの発生を制御できる、耐久性の高い塗料です。

メリット

  • 塗膜に含まれる酸化チタン(白色顔料)が粉上に浮き上がる「チョーキング現象」が起きにくいです。建物の劣化を防ぎやすく、雨漏りの心配も少ないです。
  • 変色しにくく、汚れもつきにくいため外見の綺麗な状態を維持できます。
  • 木造やコンクリート、サイディングなど多くの素材に使用できます。

デメリット

  • ラジカル制御塗料は光沢のある塗料ですが、ツヤ消しのために添加剤を追加すると耐久性が落ちることもあるため、業者と相談してバランスを決めると良いでしょう。
  • 2012年頃から使用され始めた新しい塗料のため、扱っている業者が限られています。使用経験がないことも考えられますので、ラジカル塗料を検討している場合には業者が経験者かどうかも確認しましょう。

5. フッ素樹脂系塗料

フッ素樹脂を使用して開発された、汚れに強く長持ちする塗料です。質の悪い低価格なフッ素樹脂塗料を使用されたり、下地を雑に塗られてしまったりすると期待通りの効果が得られないため、経験のある信頼できる業者へ依頼しましょう。

メリット

  • 15〜20年と耐用年数がとても長いです。塗装時の費用はかかりますが、塗装を長持ちさせたい場合に適した塗料です。
  • 耐候性が高く外壁塗装に向いています。紫外線や雨風の影響を受けにくく、色あせも起きにくいです。

デメリット

  • 費用がかかります。
  • フッ素樹脂系塗料はツヤ消し塗装ができません。親水性が高いため汚れに強いのですが、ツヤ消しにすると効果を発揮できなくなります。
建築士

まとめ:予算と求める機能から好みの塗料を選びましょう!

今回は、塗料の種類やそれぞれの特徴を紹介しました。どんな塗料にもメリットとデメリットがあるので、予算や建物の立地条件などによって選んでみてください。

施工を依頼する際には、塗料の機能を存分に発揮できるように経験豊富で信頼できる業者へ依頼することが大切なので慎重に選ぶようにしましょうね。