外壁塗装

瓦屋根の施工の流れと施工例など、知っておきたい瓦屋根について詳しく解説!

瓦屋根は昔から広く日本で使われており、国内で一番の馴染みのある屋根材です。昔ながらの和風の住宅はもちろん、洋風の住宅にも使用される瓦屋根は海外でも使用されることの多い人気の屋根材となっています。

そこで今回はそんな人気の屋根材である瓦屋根を実際に施工する場合の流れや施工例など、知っておきたい瓦屋根について詳しく解説していきます。

瓦屋根の種類

瓦屋根にはさまざまな種類が存在するのですが、その中でも国内で良く使用されている『粘土瓦』『セメント瓦』『コンクリート瓦』の特徴などをご紹介します。

粘土瓦

粘土瓦は天然の粘土を原材料とした瓦です。日本瓦、和瓦、陶器瓦、いぶし瓦とも呼ばれている粘土瓦は、非常に耐久性があり塗装の必要がないメンテナンス要らずの瓦屋根です。

耐久性以外にも遮熱性、防水性、耐火性防音性共に高いことも特徴の1つです。

セメント瓦

セメント瓦はセメントと砂利、水を混ぜたものを瓦型に成形し塗装した瓦です。セメント瓦は初期費用が安く形や色のバリエーションが豊富なのが特徴です。ご自宅の雰囲気に合わせた形や色を選ぶことができるため、個性的な色合いが好みな人にも最適です。

しかし重さがあるため、住宅に負荷がかかりやすい面もあります。

コンクリート瓦

コンクリート瓦はセメントと水、骨材を混ぜ合わせ成形したのちに表面に塗装を施して仕上げられた瓦です。防音性、断熱性、耐火性など様々な機能に優れているコンクリート瓦ですが、塗膜が剥がれるとメンテナンスが必要になってきます。

屋根瓦の固定方法

屋根に取り付ける瓦は建築基準法やガイドライン法によって決められた施工方法に従って行われています。安全がしっかり考慮されている屋根瓦は固定方法もさまざまです。

ここからは3種類の固定方法をそれぞれ詳しく解説していきます。

土葺き固定

住宅の屋根に取り付けられた野地板に土をのせ、瓦を重ね合わせていくのが土葺きです。湿式工法である土葺きは耐震性に問題があるため、昨今では土葺きが用いられた屋根瓦は早期に改修するように呼びかけられています。土葺き固定はガイドライン工法ができる前に広く行われていた張り方です。

釘・ビスでの固定

瓦に小さな穴を開けて、釘やビスを使用して固定する方法です。この工法は瓦1枚ごとにすべての瓦を止めていく場合と、瓦2枚に対して1枚の瓦を止めていく場合があります。この2つの違いですが、ご自身がお住まいの地域が定めている基準風速によって異なっています

釘やビスで固定する方法のメリットとデメリットとしては、安全面を高めるのに効果的な反面、瓦に穴を開けて固定するため瓦にひびが入る恐れがあるでしょう。

鉄線・銅線・ステンレス線での留め付け固定

鉄線、銅線、ステンレス線などを使用して瓦同士をつなぎ固定していく方法です。野地板などの下地を張った後に、桟木を使用する瓦の寸法に合わせて流し、瓦と桟木を鉄線、銅線、ステンレス線のいずれかを使用して固定していきます。

瓦の落下防止としては非常に効果的な方法ですが、使用する素材によって耐用年数が違いますので、劣化等の不具合が生じる前に定期的なメンテナンスをしておくことが大事です。

屋根瓦は定期的なメンテナンスが必須

日頃から雨風などの影響を最も受ける屋根瓦は、他の屋根材に比べると耐用年数は長く、安心して使用することのできる屋根材です。しかし地震や台風などの自然災害が起きた場合には、その都度メンテナンスが必要になってくるでしょう。

また瓦自体は耐用年数が50年以上ありますが、野地板や防水シート、桟木など使用している素材によって劣化速度が違います。各部分に使用されている材料の劣化状況を確認して定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。

屋根瓦の施工の流れについて

ここまで瓦の種類や固定方法について解説してきました。ここからは実際に屋根瓦を施工する場合の流れを、各工程に分けてご紹介していきます。

足場工事

足場を組み立てず高所で作業することは、安全確保の面で義務違反に当たるため法律で禁止されています。作業員が安心安全に作業を行うためはもちろん、作業の効率アップを保つためにも、足場を組み立てることは大事な工程の1つです。

既存の屋根瓦の撤去

足場を組み立てたら屋根に上り、既存の瓦の撤去に取り掛かります。ガイドライン法ができる前の住宅ですと土葺き固定が多いため、瓦の下には多くの土が出てきます。多い時で1坪200kg以上の土が出てくる場合もあるほどです。

瓦や土と同時に引っ掛けるのに使用されている桟木も一緒に取り外していきます。取り除かれた土や瓦などは専門の廃棄処分場に持っていき業者側で廃棄します。

下地

下地とは瓦を葺く土台となる面のことを指しており、垂木の上に野地板を隙間なく打ち付けていくことで下地が出来上がります。この下地は瓦や土などの重さに長期間耐えてきたため、痛みや劣化が起きている場合が多く見られがちです。

劣化がある場合は、下地を張り変えていく作業が追加されていきます。

下葺き(防水シートなど)

下地を綺麗に張り替えたら防水性、断熱性に優れた下地材(防水シートなど)を敷いていきます。下地材にはさまざまな種類があるのですが、一般的に広く使われているのはアスファルトルーフィングと呼ばれる防水紙です。こちらは耐用年数が10年ほどとあまり高くなく、定期的に交換する必要があります

下葺き素材の特徴

下葺き素材にはそれぞれ特徴があるのでみていきましょう。

・アスファルトルーフィング

アスファルトフェルトにアスファルトを両面塗布しておき、しみ込ませていきます。耐用年数はそれほどでもありませんが、新築でも多用されています。

・改質ゴムアスファルトルーフィング

気温によって状態変化が起きやすいアスファルトルーフィングを改良し、ゴムや合成樹脂などを加えて耐用性を向上しています。

・粘着層ルーフィング

片面が粘着シールになっている素材で、カッターや釘を使わずに設置できます。カッターや釘は劣化する恐れがあり、ここから雨漏りにもつながりますので、密着しやすい粘着層ルーフィングは安心できる素材といえます。

・透湿防水紙ルーフィング

室内に籠りやすい水蒸気などの湿気を屋外へ放出します。湿気は住宅にとって天敵ともいえるものですので、通気性にも優れています。

・高分子系ルーフィング

軽量でポリエチレンなどの合成樹脂を主成分にした素材です。屋根に使用するので軽量は大きなポイントとなり、耐用性も高めています。

地割・桟木の取付け

葺き上りが隙間なくきっちりと納まるように、屋根面の寸法を割り出していきます。この作業は地割と呼ばれ、少しずつ敷いていく瓦のサイズから重なる部分の寸法を基準として計算していきます。

地割で出された寸法に基づき、下地材(防水シートなど)の上に瓦を引っかける桟木を釘打ちし固定していきます。桟木が取れると瓦の落下などにつながる恐れがありますので、腐ったり割れたりしない良質な木材で作られた桟木を使用します。また木材以外にもプラスチックやアルミ製の桟木が使用されることもあります。

瓦の取り付け

桟木のうえに瓦を敷いていく作業には、屋根の右側から敷いてある瓦の下へ順に差し込んでいく『差し葺き』と、屋根の左側から瓦の上に順にかぶせていく『かぶせ葺き』があります。葺き終わったら必要箇所に釘留めを施していきます。

実際の施工例

ここまで瓦の特徴から実際に瓦屋根に施工する場合の手順について解説してきましたが、ここからは実際に施工された住宅の施工例を2軒ご紹介していきます。

和瓦から防災瓦へ

一般的に和瓦は長い年月とともに下地が劣化し、雨漏りに悩まされているため、新しい瓦への葺き替えを実施しています。下地には杉皮が張られており、杉皮は残したまま瓦の葺き替えを行います。

また、防水性や耐風性を高めるために、既存の和瓦から防災瓦に葺き替え、棟部には耐震対策として棟補強金具で補強することで、地震対策にも繋がる瓦屋根が完成します。

セメント瓦から軽い瓦へ

築50年以上が経つ住宅では、重いセメント瓦を軽量の瓦に葺き替えを実施することがあります。セメント瓦を外してみると、長年の劣化により下地が割れていることや、腐っている部分が見つかると、その野地板も補強しなければなりません。

トステムのTルーフは特徴としては瓦調のデザインで、重厚感がありながらも軽量なために住宅への負荷が少なく、耐震性も向上した屋根瓦へと変貌します。

費用は瓦1枚単位

気になるメンテナンス費用ですが、工務店やリフォームを受け持つ店舗によって異なるものの、おおよそ一枚当たり1万円前後といった費用が発生します。また、現在使用している瓦をそのまま使用する場合だと値段も代わり、1平方メートル当たりで見積もりを出す場合もあるでしょう。

耐用性が高くて軽量のタイプになるほど費用も上がっていきます

まとめ

今回は瓦屋根の施工に関する情報を施工例も交えてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

屋根瓦は住宅の中でも1番雨風に晒される場所であり、住宅を守ってくれる大切な箇所です。普段見えない場所であるからこそ、瓦の固定状況を確認してもらったり、雨漏りなどの劣化症状が起こる前に下地の交換が必要です。定期的なメンテナンスとともに耐用年数が経過した場合には、瓦の葺き替えも実施するようにしましょう。

現在屋根瓦にお住まいの方はもちろん、これから新築住宅を建てる予定があり屋根材を瓦にしたいと考えている人は、この記事を少しでも参考にしていただき瓦屋根の導入を検討していただけたらと幸いです。

天窓から雨漏りする原因って?予防法や対策法に加え、費用の相場まで徹底解説!

天窓があると見た目もオシャレで憧れる人も多いですが、雨漏りが起きやすい事がネックになり、天窓の設置が不安な人も多いものでしょう。そこで今回は、天窓の雨漏りに関する原因や予防法、実際に雨漏りが起きた場合の対処法について詳しく解説するとともに、専門業者に依頼した場合の費用の相場も詳しく紹介していきます。

天窓とは?

天窓とは天井に設置された窓のことを指します。天窓はトップライトやルーフウィンドウとも呼ばれ、主に彩光を目的に取り付けられています。設置する建物の大きさによって天窓の形状や数などは異なり、使用される素材もさまざまなものが出てきています。

室内に明るい陽射しが入ることで、気分的にも晴れやかな気持ちになりますし、外の天候がすぐに分かる特徴もあります。

天窓と窓壁の違い

天窓と引き違い窓、掃き出し窓といった窓壁との大きな違いは、採光の量です。窓壁に比べて天窓は約3倍ともいわれる採光効果があると言われ、部屋に光を取り入れられる量が圧倒的に多いメリットが天窓にはあるのです。

天窓のメリットについて

住宅に天窓を設置することでさまざまな役割を果たしてくれます。ここからは天窓を取り付けることでどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。

風通しが良くなる

窓が天井にあることで部屋から部屋へ風が流れ、風通しの良い環境を作ることができます。理由としては、天窓を開けることで通風量が窓壁の2倍以上も向上するためです。

また天窓を開けることで室内の換気がしやすくなり、カビの発生や梅雨時期の嫌な湿気も抑制することができます。

省エネ効果が期待できる

天窓を設置することで部屋の奥まで日光を届けることができるため、日中の室内での照明器具の使用が抑えられるほか、風通しが良くなることで室内の温度を下げることができ、エアコンの使用を節約することができます。電気使用を日頃から抑えられることで省エネ効果が期待できます。

光熱費の高騰にも効果が見られるので年間を通して家計を助けてくれるでしょう。

開放感ある室内を体感できる

天窓から差し込む自然な明るさは、通常の室内にいてはなかなか体感できないものです。彩光のおかげで、室内にいても気持ちが暗くならずに開放感を堪能できるでしょう。たとえ雨雲で天候が悪くても、天窓があれば日中は明るい室内を体感できますし、気持ちもリフレッシュするものでしょう。

天窓のデメリット

ここまで天窓を設置することで得られるメリットをご紹介してきましたが、メリットだけでなくデメリットも存在します。ここからは天窓を設置することで起こり得るデメリットを紹介します。

雨漏りや結露の発生

天窓は屋根をくりぬいて設置するため、他の部屋に比べて雨漏りすることが多くみられます。また、雨漏りにプラスして結露が発生することで、室内に湿気が溜まり室内側の壁を腐らせてしまう恐れがあります。万が一にも住宅を支える柱などに影響を及ぼしかねませんので、雨漏りや結露が発生したら放置してはいけません。

雨音が気になる

台風などの激しい雨の場合、天窓に雨が当たり大きな雨音になってしまいます。音に敏感な方では通常の雨でも雨音が気になる場合もありますので、寝室に天窓を設置するのは控えた方が良いでしょう。また、天窓から見える雷光などが怖く感じるお子さんもいるものですので、設置には場所を検討するようにしたほうが無難です。

天窓から雨漏りする原因とは?

ご自宅に天窓を設置するうえで起こりえるトラブルはきちんと把握しておくことがとても大切です。そこで、ここからは天窓で起こりやすいトラブルを3つに分けて紹介していきます。

ゴムパッキンの劣化

天窓の窓枠周りについているゴムパッキンの劣化で雨漏りが発生してしまう場合があります。通常ゴムパッキンは窓枠から雨などの侵入を防ぐものですが、劣化があると損傷箇所の隙間から雨水が入り、室内側に雨漏りが起きてしまいがちです。

天窓のガラスが割れている

天窓のガラスがひび割れることで、雨漏りの原因になることがあります。窓ガラスがひび割れてしまう原因はさまざまありますが、ひび割れを放置してしまうと、その箇所から雨水が侵入し雨漏りが発生してしまいます。

雨漏りは窓以外の箇所にも広がって住宅の劣化を早めてしまう恐れもありますので、早急な対策が必要といえるでしょう。

天窓周辺が汚れている

天窓周辺に落ち葉やゴミなどが溜まってしまうと、流れるはずの雨水が上手く流れることができなくなってしまいます。本来流れるはずの雨水が溜まってしまうことで、目に見えない隙間から雨水が漏れてしまう恐れがあるため注意が必要です。

天窓の雨漏り予防法

上記でご紹介した通りさまざまな要因で雨漏りは発生します。しかし必要なメンテナンスを行えば、予防することは可能です。ここではご自身で出来るメンテナンスを3つに分けて紹介します。

窓ガラスの清掃と確認

天窓ガラスは定期的に清掃することが大事です。ガラスに傷が付くとそこに汚れが付着しやすく結露や雨染みを残す原因にもなりかねないで、定期的な清掃は欠かせません。

また普段から強い雨風にさらされている天窓は、飛んでくるゴミなどが当たって、ひび割れが起こる場合があります。ガラスのひび割れを確認するためにも、掃除のタイミングで天窓のガラスの状態を確認しておくようにしましょう。

動作を確認する

開閉ができる天窓の場合は定期的に動作確認をすることも大切な予防法の1つです。万が一動作不良や劣化部分があると、その部分から雨水が侵入し雨漏りが引き起こされる場合があるため、動作不良や接続部分の劣化が見られた場合は、早めの修理が大切です。

雨どいの点検

一見天窓と雨どいは関係ないように思えますが、雨どいにゴミなどが溜まり雨水の流れが悪くなることで、天窓周辺にも雨水が溜まりやすくなります。屋根から雨どいまで雨水がきちんと流れているかを定期的に確認し、流れが悪いようなら雨どいも一緒に掃除してください。

 

雨漏りが起きた場合の対処法

上記では雨漏りが起きないための予防法をお伝えしました。しかしきちんと定期的にメンテナンスをしていても雨漏りが発生してしまうことはありますので、ここからは実際に雨漏りが起きた場合の対処法を3つに分けて紹介します。

パッキンの補修

経年によるパッキンの劣化により雨漏りが発生した場合、天窓の専門業者に依頼しコーキング補修、またはパッキンの交換をしてもらいましょう。

天窓ガラスのひび割れの確認

天窓ガラスにひび割れが見つかったら、ガラスを新しいものに交換しましょう。ガラス交換だけでなく、経年劣化などガラス以外の部分の交換が必要となる場合もあるため、専門業者に天窓の状態を確認してもらうことが大事です。

天窓周辺の清掃

落ち葉やゴミが溜まりやすい天窓は定期的な清掃が大事です。しかし屋根に上ってご自身で掃除をするのは高所作業となり大変危険ですから、専門業者に依頼し安全に清掃してもらうようにしてください。

築浅で雨漏りがある場合は施工不良の疑いも

天窓の経年劣化は耐久性の良い素材を使用していても、設置してから10年ほどで起きてくると言われています。しかし築浅の物件なのに雨漏りが発生してしまうケースもあり、そのような場合は施工不良が疑われます。

業者の取り付けが悪かったり、接着剤が不良品だったりと理由はさまざまありますので、このような場合には住宅メーカーに連絡を入れ、対策してもらいましょう。

天窓の修理費用の相場

実際に天窓が劣化し修理を行う場合の一般的な費用相場を、修理内容に分けて紹介していきます。

パッキンの交換費用

パッキンの交換は天窓の大きさや個数また修理費用が追加でかかる場合があるため、どのような修理を行う場合でも、事前に見積もりを取っておくことが大事です。パッキンサイズや業者によって違いがありますが、約2~20万円が相場となっています。

パッキン自体は2~5万円ほどですが、屋根に上るための足場の組み立てを行う場合は足場代として10~15万円ほどかかります。また、パッキンにプラスしてコーキング補修を行う場合はプラスしてコーキング代が3~5万円かかります。

防水シートの交換

防水シートの交換は6~25万円が相場となっています。防水シートの交換は6~10万円ほどですが、パッキン交換同様に足場代がかかる場合は、防水シート代に加え足場代10~15万円がかかります。

天窓周辺の清掃

天窓の清掃は依頼する専門業者により違いはありますが、3~20万円ほどが相場となっています。清掃自体は3~5万円ほどですが、足場が必要な場合は足場代が10~15万円ほど必要です。

天窓全体の交換

設置から年数が経ち天窓の劣化や損傷がひどい場合には、天窓全体を交換する場合があります。天窓の大きさやグレードにより違いはありますが、天窓一か所あたり、15~25万円ほどが相場となっています。これに足場代がかかる場合は別途足場代が必要です。

また修理費用が追加でかかる場合があるため、どのような修理を行う場合でも、事前に見積もりを取っておくことが大事です。

まとめ

今回は天窓から雨漏りする原因を詳しく解説するとともに、予防法や対処法など紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。部屋を明るくしてくれたり、風通しを良くしてくれるなどメリットの多い天窓設置ですが、雨漏りなどのデメリットも存在します。

メリット、デメリットをよく理解し、定期的なメンテナンスを行うことで天窓のある快適な住まいを作れますので、劣化などが見つかったら早急に専門業者に相談することをおすすめします。

アスファルトシングルとは?施工の流れと施工例を解説!

全米で80%以上のシェアを誇るアスファルトシングルは、加工しやすく品質の良いものも多いため、近年日本でも人気となっています。しかしアスファルトシングルがどんな屋根材なのか特徴が分からず不安や疑問を感じている人も多いでしょう。そこで今回は近年国内でも普及してきた、アスファルトシングルの施工方法や施工事例を紹介していきます。

アスファルトシングルの特徴とは

アスファルトシングルはガラス繊維にアスファルトをしみ込ませ、表面に石粒を付着させシート状に形成した屋根材です。アスファルトシングルの表面に付着させる石粒は、細かく砕いた天然石や着色した人工石にすることで、さまざま色合いやグラデーションを楽しめます。

国内で多く使用されている瓦やカラーバストといった屋根材は、硬い素材の物が多いですが、アスファルトシングルは硬い素材でできていません。柔らかく折り曲げることのできるアスファルトシングルは、その特徴を活かし平らではない場所にも貼り付けられます。

アスファルトシングルの耐用年数

アスファルトシングルの耐用年数は、10~20年と言われてきました。しかし昨今では新製品の開発が進み、20~30年と耐用年数が延びています。

しかしながら、屋根材の下地にある防水シートは20年前後の耐用年数のため、葺き替えやカバー工法などのリフォームやメンテナンスは必要となってきます。

アスファルトシングルのメリット

アスファルトシングルには石粒にさまざまなカラーのバリエーションがあり、独自のデザイン性を楽しめます。また、軽量で負担がかからないだけでなく、耐震性が高いので日本向きの屋根材といえるでしょう。周囲の景観とマッチできる豊富なカラーはリフォームでも楽しめます。

さらに、アスファルトシングルは柔らくて加工しやすいので、勾配がある場合にもよりますが、基本的にどのような形状の屋根でも問題なく扱えるでしょう。

アスファルトシングルのデメリット

アスファルトシングルにもデメリットが存在しています。アスファルトシングルは湿気に弱いのでカビが発生しやすい面があります。コーティングされている石粒がパラパラと落ちてくることもあり、軽い素材なので強風時には飛んでしまう恐れもあるでしょう。

アスファルトシングルメンテナンス施工時の確認点

アスファルトシングルを施工できる屋根には、2面に構成された切妻屋根、国内で一番普及している寄棟屋根、屋根面が1面で構成されている片流屋根があります。

逆にアスファルトシングルの施工に向いていない屋根は、フラット型の屋根です。アスファルトシングルは雨水が溜まりやすいので、フラット型ですと雨水の排水が難しくなるためです。アスファルトシングルでリフォームを検討する場合には、まずはご自宅の屋根の形状がどのようなものか確認しておくようにしましょう。

勾配がある屋根でないと少し厳しいと言わざるを得ません。

アスファルトシングルを施工するための材料

アスファルトシングルを施工するときに必要な材料は、ホームセンターやネット通販で手軽に購入できるものが多いです。

必要な材料は、アスファルトシングル、シングルネイル(釘)、シングルセメント(接着剤)、アスファルトルーフィング(下地)となっています。

屋根の大きさにもよって枚数も異なりますが、シングルネイルは1枚に対して4本必ず必要となります。アスファルトルーフィングは雨漏り防止のためにも必要です。また、マスタールーフィングや粘着層ルーフィング、軽さがウリの高分子系ルーフィングといった種類があるので事前に確認するようにしておきましょう。

アスファルトシングル施工時の注意点

施工するときの注意点を2つに分けて説明していきます。

1つ目は悪天候の日には作業をしないことです。悪天候の日は足を滑らせてしまったり、視界が悪く思わぬミスを招いてしまう恐れが高いためです。

2つ目は屋根の端を歩かないことです。屋根材をリフォームする際は、屋根の劣化が進んでいることが多く耐久性が万能ではないため、リスクを減らすためにも屋根の端を歩くのは止めるようにしましょう。

アスファルトシングルの施工手順

ここからはアスファルトシングルの施工方法を大きく3つに分けて紹介してきますので、これからアスファルトシングルでリフォームを検討している人は参考にしてみてください。

アスファルトルーフィングの貼り付け

施工手順の最初は下葺き用のアスファルトルーフィングを貼っていきます。軒先側から順番に張っていくようにしましょう。ステープルを使ってたるみがないように注意しながら張るように気を付けていきます。

アスファルトルーフィングにラインを付けてカット

次の工程はアスファルトルーフィングにチョークなどでラインを引いていきます。ラインでしるしをつけておけば、アスファルトシングルを貼るときの目安になりますし、貼った後の見栄えも良くすることができるためです。そしてラインを付けたら適切な長さにカットしていきます。アスファルトシングルは薄い形状ですので、ハサミやカッターで簡単に切ることが可能です。

カットしたアスファルトシングルに接着剤を付けて貼りつける

必要な枚数をカットしたら、シングルセメントと呼ばれる接着剤を塗っていきます。接着剤をすべて塗り終えたら、軒先側から順番にアスファルトシングルを貼っていきましょう。貼り付けを行ったアスファルトシングル1枚につき、シングルネイルと呼ばれる釘を4本セットで打ち込んでいきます。この時釘を打ち込む位置が重ならないように注意しながら行うようにしてください。

アスファルトシングルのリフォーム方法

アスファルトシングル屋根のリフォーム方法には『カバー工法』『葺き替え』『塗装』があります。ここからはそれぞれのリフォーム方法を詳しく紹介していきます。

カバー工法

屋根材の下地部分に劣化が見られない場合は、下地を交換することなくリフォームすることができるカバー工法がおすすめです。カバー工法は劣化していない下地をそのまま活用するため、下地部分の施工費用は不要なうえに、工期も短く済みます。

葺き替え工事

アスファルトシングルだけでなく屋根材の下地にまで劣化が見られる場合は、葺き替えリフォームが最適です。葺き替えリフォームは既存の屋根材及び下地まですべて撤去し、新しい下地とアスファルトシングルを施工していきます。

葺き替えリフォームは既存の屋根材と下地を撤去した上で廃材処理も行いますので、工期が長く、費用がカバー工法よりも高額になります。

塗装

劣化は見られず汚れや色あせが気になる程度の場合は、アスファルトシングルに塗装を行うことで改善させることができます。

アスファルトシングルには耐久性はありますが、太陽光の強い紫外線を浴びることで、色あせてしまったり、苔や藻が生えて住宅の美観を損なってしまう恐れがあります。住宅の見た目を綺麗な状態に保ちたいとお悩みの人は、塗装を行うことをおすすめします。

アスファルトシングル屋根の施工例

ここからは実際のアスファルトシングルの施工事例を、3つに分けてご紹介していきます。

既存の屋根をアスファルトシングルに変更

既存の屋根の下地部分に劣化が見られない場合は、カバー工法でアスファルトシングルに施工することができます。屋根の傷みが見られる場合は雨漏り等の不具合が起こる前に施工することが望ましいです。

施工例としては、築年数26~30年の住宅で工期は2ヶ月、費用は約120万円での施工実績があります。

劣化が激しい屋根はアスファルトシングルに重ね葺き

既存の屋根材の傷みや劣化が激しい場合は、既存の屋根材はそのまま剥がさずカバーリング工法で重ね葺きがおすすめです。既存の屋根材を剥がさず施工でき工期も短くなりお客様にも喜ばれている施工方法です。

施工例としては、築年数20~25年の住宅で工期は10日、費用は約100万円での施工実績があります。

お好きな色合いにリフォーム

カラーバリエーションが豊富なアスファルトシングルは、和風、洋風のどちらの住宅にもマッチしやすいこともメリットの1つです。その特徴を活かし外壁の色合いと合わせて施工することができます。

施工例としては、築年数25~30年の住宅で工期は1か月、費用は約160万での施工実績があります。

まとめ

アスファルトシングルは加工しやすく優れた屋根材の1つとして、昨今では国内でも人気となってきました。

ご自宅の屋根のリフォームでお悩みの人は、選択肢の中にアスファルトシングルを入れてみてはいかがでしょうか。カラーバリエーションも豊富なアスファルトシングルならば、和風、洋風どちらの住宅にも対応できますし、見た目をがらりと変えることも可能なので、お勧めできる屋根材の1つです。

 

 

太陽光パネルを設置する際の流れから注意点、設置費用を詳しくご紹介!

新築住宅を建てる際、太陽光パネルの設置を検討する人も多いのではないでしょうか。

しかし太陽光パネル設置にはメリット、デメリットが存在するため、設置する前に知っておくべきことがいくつかあります。そこで今回は太陽光パネルを設置する際の流れから気を付けるべき注意点、気になる設置費用など詳しく解説していきます。

太陽光パネルとは?

太陽光パネルとは、太陽の光で発電を行うパネル上の設備を指します。家庭用の小型なものから工場などで使用する産業用の大型なものまで、使用する用途によってさまざまな製品があります。

また太陽光パネルは素材別に3つの種類に分けられます。最もポピュラーな素材はシリコン系で、太陽光パネルの中で普及率の高い素材です。またシリコン系は単結晶タイプ、多結晶タイプ、アモルファスシリコン、HIT(ヘテロ接合型)の4つに分類することができ、国内の一般住宅で最も主流となっているのは単結晶シリコンとなっています。

太陽光パネルが発電する仕組み

太陽光パネルを構成する太陽電池は、一般的にシリコン(半導体)でできています。この半導体に太陽の光が当たることで電気が生まれ、光電効果という仕組みを利用して太陽光パネルを発電させています。

太陽電池はn型半導体とp型半導体という2種類の半導体を重ね合わせた構造となっています。太陽光が半導体にあたることで、n型半導体の方にマイナスの電子が、p型半導体の方にプラスの正孔に集まり、この2つの電極を銅線で繋ぐことで電気が流れる仕組みとなっています。

太陽光パネルを設置するタイミングについて

太陽光パネルを設置するには高額な費用が必要になるため、太陽光パネルの導入を新築時にするのか、後付けにするのかと設置のタイミングに悩まれている人も多いと思います。

そこでここからは2つの方法のメリットを詳しく紹介していきますので、それぞれを比較してみてください。

新築時に設置する場合

太陽光パネルを新築時に一緒に取り付ける場合は、住宅ローンに設置費用をひとまとめにできるため、初期費用面でメリットといえます。新築時であれば太陽光パネルの設置を考えた設計ができますから、太陽光パネルを効率的に使用でき発電効率を上げることができます。

既存の住宅に後付けする場合

太陽光パネルを既存の住宅に後付けする場合の最大の魅力は、固定資産税がかからないことです。新築時に一緒に設置する場合、屋根一体型の太陽光パネルを選ぶと住宅の一部とみなされ固定資産税がかかってしまいます。しかし既存の住宅に後付けする場合は、屋根に架台を設置して太陽光パネルを取り付けるため、既存の屋根とは別扱いとなり固定資産税はかかりません。

太陽光パネルのメリット、デメリット

太陽光発電にはメリットとデメリットも存在します。

メリットとしては太陽光で発電した電気は10kw以上の発電であれば、20年間固定価格で買取してくれるため、長期的に安定収入が見込めます。また定期的な点検や清掃を行うだけとメンテナンスもかからないため、維持費が安く済みます。

デメリットとしては太陽光パネルを設置する際に、既存の屋根に穴をあけて工事するのですが、設置業者の技術力によっては雨漏りのリスクが起きる場合があるため注意が必要です。

太陽光発電に必要な設備について

ここからは太陽光発電に必要な設備を5点紹介していきます。

太陽光パネル

光電効果により発電を促す太陽光パネルは、ソーラーパネルや太陽電池モジュールとも呼ばれています。ご自宅に太陽光パネルを設置したい場合は、屋根の面積や角度、屋根材の種類などを専門業者にしっかりと確認してもらい太陽光パネルの枚数などを決めるようにしましょう。

パワーコンディショナー

太陽光パネルで作られた電流をご自宅で使える交流電流に変換してくれるのが、パワーコンディショナーです。太陽光発電システムを利用するために必要不可欠であるパワーコンディショナーは、設置場所によって種類が変わりますので、屋外で使用するのか屋内で使用するのか確認しておくことが大事です。

架台

太陽光パネルを屋根に固定するための部品を架台と呼びます。素材としてはアルミやステンレスが多く、アルミ製は軽量で扱いが簡単ですが、軽いため十分な強度があるものを選びましょう。またステンレス製は重厚でしっかりと強度のあるものが多いですが、費用が高くなってしまう恐れがあります。施工実績のある信頼できる専門業者に架台の高さや角度を適切に調整してもらい、効率の良い発電がおこなえるようにしましょう。

発電量モニター・電力量計

日々の発電や売電の状況や電気使用量をモニターで確認できる装置のことを、発電量モニターと呼びます。

電力量計は電力会社に電力を売った電力量と、電力会社から電力を購入した買電量を計測してくれる装置です。計測誤差を防ぐためには専門業者としっかりと話し合い、設置場所を決定することが大事です。

蓄電池

蓄電池はその名の通り、太陽光パネルで発電した電力を蓄えておくための設備です。昨今では太陽光発電システムの導入により蓄電池を設置しないご家庭もありますが、自家発電した電力を効率よく使用するためには蓄電池の導入がおすすめです。

太陽光パネルの設置の流れ

太陽光パネルを設置するには一連の流れがあります。専門業者に依頼したからといってすぐに設置工事をしてもらえるわけではありません。専門業者に依頼をすると、実際にパネルが設置できるのかの調査が行われます。調査の結果、太陽光パネルの設置が可能となれば、ご自宅の屋根の形状や屋根材の種類、日射量の予測などを踏まえて見積書が出されます。

提案された見積書にきちんと内訳が記載されているのか、チャックすることが大事です。機材費や工事費が別々に記載されているかなどを細かく確認し、納得できてから発注するようにしてください。

通常ですと、1~3日程度で設置完了となります。日取りが決まれば、それほど工期がかからない特徴もあります。

太陽光パネル設置に関わる費用について

太陽光パネルを設置するには、ソーラーパネルや架台、パワーコンディショナーの設置が必要となるでしょう。昨今では太陽光発電が広く普及されていくようになり、電気の買い取りが始まった2009年以降、年々初期費用は減少してきています。

国は2030年までに新築住宅のおよそ6割で太陽光発電が設置されることを目標としているため、設備費用も下がる傾向にありますし、設置に伴う補助金制度が利用できる可能性もあるため、お住まいの都道府県や自治体の補助金制度を確認しておくようにしましょう。

新築住宅と既存の住宅で設置費用は変わる

太陽光パネルは新築住宅に設置する方が、既存の住宅に後付けするよりも低コストで設置することが可能です。その理由としては、新築時は太陽光発電システムの導入ありきで設計できるため初期費用として抑えられますが、既存の住宅に後付けする場合、屋根の強度や状態によっては、強度を上げる工事を行わないといけない場合があるため、費用が高くなる恐れがあります。

太陽光パネルの価格について

 太陽光パネルの価格は販売する業者ごとに違いがあります。高い製品ですので比較的安価な製品を選んでしまいがちですが、ご自宅がある地域の気候に合ったパネル選ぶことが大事です。

太陽光パネルに費用が変動する理由

専門業者に見積もり依頼を出したものの、相場より費用が高額になり不安になる人もいるのではないでしょうか。そのような不安を解消するため、ここからは太陽光パネルの設置費用が変動する理由を3つに分けて詳しく紹介していきたいと思います。

設置面数が多くなる場合

太陽光パネルなどを設置する屋根面積が増えると、必然的に設置工事費用は高くなります。見積依頼を出す場合は、ご自宅の屋根に設置する面数を確認しておくようにしましょう。

足場の設置が必要になる場合

工事を行う際、足場設置が必要になる場合も設置費用が高くなってしまいます。施工業者によって価格差はありますが、足場を組む面数が増えれば足場代も高くなるので、覚えておくようにしてください。

設置工法が異なる場合

太陽光パネルを設置する工法によっても、見積価格は変わってきます。既存の屋根が瓦屋根の場合、『支持金具工法』『支持瓦工法』『アンカー工法』の3つの方法で工事を行いますが、それぞれの工法で金額は変わってきますので、事前に専門業者とよく話し合うようにしましょう。

太陽光パネルの効果はSDGsにもつながる

太陽光パネルの効果は様々な面で発揮されています。

まずは「光熱費の削減」です。太陽光パネルによって自家発電可能なので、節電効果が見込めます。先述したように電気は売ることも可能ですが、電気代の値上がりが止まらないことを受けて、自宅で利用したほうが節電効果にもなります。

そして「環境保護」です。太陽光パネルはCO2を排出しないので、クリーンなエネルギーとして地球の環境問題貢献できます。

この地球環境問題には現在耳にすることも多いSDGs(持続可能な開発目標)にもつながります。SDGsでは17個の目標がありますが、その中でも7番目にある「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」という目標は太陽光パネルと関連性があります。

CO2を発生させずにクリーンなエネルギーを供給できる太陽光パネルは、まさにSDGsに自然と取り組んでいるといえるでしょう。

まとめ

今回は、太陽光パネルを設置する際の流れや費用、注意点についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。太陽光パネルの設置には、さまざまな工程があるほか、メリット、デメリットも存在します。

これから太陽光パネルの設置を検討している人は、この記事を少しでも参考にしてご家庭のニーズに合った導入プランを検討していただけたらと思います。

 

 

遮熱塗料の特徴から知っておきたいメリット・デメリットを詳しく解説!!

自宅の屋根や外壁塗装を行う際、たくさんある塗料の中からどの塗料を選べば良いかお悩みの人も多いのではないでしょうか。さまざまな種類がある塗料ですが、その中でも太陽光を反射させ室内の温度上昇を防いでくれる遮熱塗料は注目を集めています。

そこで今回は、遮熱塗料の特長や得られる効果、メリット・デメリット、施工にかかる費用まで詳しく解説していきます。

遮熱塗料の特長とは

遮熱塗料とは、太陽の光を反射させてくれる働きがあるため、室内の温度上昇を抑制してくれる効果が見込めます。そのため、室内の温度を快適に保つことができるのが特長です。

住宅の屋根材や外壁材に使用することで、夏の暑い時期でも室内の温度を快適に保てるため、近年人気となっている塗料の1つとなっています。

遮熱塗料と断熱塗料の違い

遮熱塗料とよく似た塗料の1つに断熱塗料と言われるものがあります。断熱塗料は遮熱塗料と同様に室内の温度上昇を抑える効果があるとされていますが、大きな違いとしては保温性があるかどうかということです。

遮熱塗料を塗装した屋根材や外壁材は、太陽の光を弾き室内に熱を伝わらせないことで室温を快適に保ってくれますが、実際に保温機能は備わっていません。

しかしながら、断熱塗料の場合は太陽の光を弾く効果はないものの、熱や冷気の侵入を防ぎ、室内の温度上昇を抑える保温機能が備わっています。このように2つの塗料には大きな違いがあるのです。

遮熱塗料の種類

遮熱塗料は遮熱メカニズムの違いから2種類に分けられます。

1つ目は太陽熱高反射率塗料です。塗料の中に含まれる特殊な顔料が、太陽光に含まれる近赤外線領域の光を反射してくれる作用があります。

2つ目は熱遮蔽塗料です。塗料の中に中空ビーズを混入し、塗膜に空気層を設置することで熱を伝わりにくくしたものを中塗り用として使用します。その上に上塗りとして高反射率塗料を塗装するのが熱遮蔽塗料です。

遮熱塗料は用途別に、屋根用、外壁用、ベランダ用、通路、土間などに分けられます。屋根用には、水性のウレタン、アクリルシリコン、フッ素などの樹脂塗料があります。外壁用には、水性のアクリルシリコン、フッ素などの樹脂塗料が最適です。

ベランダ用には、水性のウレタンがおすすめで、通路や土間には、水性のアクリルシリコン樹脂塗料が適しています。

遮熱塗料のメリット5点

遮熱塗料にはさまざまなメリットが存在します。ここからは遮熱塗料のメリットを5つに分けて紹介していきます。

遮熱効果により室内温度が快適に保たれる

屋根材や外壁材に遮熱塗料を塗装すると、太陽光を反射させてくれるため屋根材や外壁材に熱がこもりにくくなり、室内の温度上昇を抑え室温を快適に保ってくれます。

太陽光を反射してくれるので、昨今の猛暑日が多い夏場でも室内への影響が少なく、暑い夏でも快適に過ごせることでしょう。

電気代が節約できるため節電効果に繋がる

遮熱塗料の効果で熱い夏場でも室内の温度上昇が抑えられるため、冷房を使用することが減り電気代の削減に繋がります。一般的に室内の温度が1度下がると、およそ10%の電気代が削減できると言われています。夏場に冷房の温度を下げて使用することなく、省エネ効果も期待できるでしょう。

さらにCO2削減など、令和の時代においても環境問題は深刻化しており、このような節電効果は自宅で可能なSDGs(持続可能な開発目標)に対する取り組みともいえます。

熱による劣化を防げる

遮熱塗料を屋根材や外壁材に塗装することで、太陽光を反射させるだけでなく、熱による劣化を防ぐ効果も期待できます。住宅の中でも特に太陽光の熱の影響を直接受けやすい屋根材や外壁材は、他の箇所より劣化が進みやすいものです。

そのような場所に遮熱塗料を塗装すれば、太陽の強い光を反射して屋根材や外壁材の表面温度の上昇を抑えてくれます。熱による建材へのダメージを軽減することができるでしょう。

塗膜の寿命が長いため耐用年数が延びコスパも良い

遮熱塗料の平均的な耐用年数は、15~20年といわれています。塗料の中で一番人気であるシリコン塗料より約2倍の費用が掛かるため初期費用は割高です。しかし、耐用年数を延ばすことのできる遮熱塗料なら、メンテナンスも少なく済むため長期的にみるとコストパフォーマンスの良い塗料といえます。

補助金(助成金)を受け取れる場合がある

遮熱塗料を塗装することで、冷房の使用を節約でき省エネ効果が期待できるということで、自治体によっては助成金を給付しているところもあります。助成金を受けることが出来れば、20~30万円ほどの節約になる可能性もありますから、遮熱塗料での塗装工事を検討している場合は、お住まいの自治体の助成金制度を調べておきましょう。

ちなみに補助金は申請してももらえない場合もありますが、助成金は申請すれば受け取り可能です。

遮熱塗料のデメリット5点

ここまでは遮熱塗料のメリットを5つに分けてご紹介してきましたが、一方でデメリットも存在します。ここからは遮熱塗料のデメリットを5つに分けて紹介していきます。

価格が高い

遮熱塗料は特殊塗料に分類されるため、人気塗料であるシリコン塗料に比べて塗装費用が高くなることが多いです。シリコン塗料より約2倍の費用が掛かってしまいますが、シリコン塗料よりも耐久性が高く耐用年数が長いので、メンテナンスなど長期的にみると遮熱塗料の方が経済的である場合もあります。

数年後に住宅を手放す可能性のある人は、もっと安い塗料をしようしたほうがおすすめともいえます。

遮熱塗料には保温効果がない

遮熱塗料には冬場の寒さを補ってくれる保温効果はありません。遮熱塗料の効果としては、太陽光の熱を反射することで室内に伝えにくくしてくれる働きはありますが、室内に溜まった熱を外に排出することはできません。

遮熱塗料は暑い夏場にはピッタリの塗料ですが、冬場には適さないため、寒い地域にお住まいの人には注意が必要です。

表面が汚れると遮熱効果が低下してしまう

遮熱塗料の働きを発揮しやすくするには、屋根材や外壁材の塗膜表面をきれいにしておくことが大事です。遮熱塗料を塗装した屋根材や外壁材の表面が汚れていると、太陽の光を反射しにくくなるため、遮熱の効果が低くなってしまいます。

そのような不具合を防ぐためには、定期的に塗膜部分の洗浄を行うことで、遮熱効果を維持できます。

遮熱塗料は耐久性が高いわけではない

遮熱塗料を塗装した表面の塗膜の耐久性ですが、シリコン塗料と比べても大差はありません。遮熱塗料は太陽の光を反射させることのできる塗料ですが、無機塗料のように耐久性が高い塗料というわけではありません。価格の高い遮熱塗料ですから耐久性も高いと勘違いしてしまう人もいるかもしれませんので、注意するようにしてください。

断熱効果はない

遮熱塗料は先述した通り、太陽の光を反射させることで屋根材や外壁材の表面温度を上昇させない効果がありますが、断熱材や断熱塗料のような効果はありません。あくまでも外からの熱を室内に伝えないようにする働きはありますが、室内の熱を外に逃がさないといった効果は期待できません。

遮熱塗料はこのような人におすすめ

ここまで遮熱塗料の特徴から、メリット、デメリットをご紹介してきました。ここからは具体的にどのような人におすすめなのかを、それぞれの住宅に関する悩みや建物の形状別に紹介していきます。

外壁や屋根に金属系を使用している

金属系の屋根材や外壁材は熱伝導率が非常に高いため、太陽の光による熱が屋根材や外壁材に浸透しやすくなります。そのため住宅に直接的に熱を伝えてしまいます。

遮熱塗料を金属系の屋根材や外壁材に塗装することで、強い太陽の光を反射させることができるため、夏場の省エネ効果が期待できますし、屋根材や外壁材の劣化を防げます。

2~3階建てで2階以上に居間がある

建物は高い位置にあるほど熱の影響を受けやすく、室温が上がりやすいものです。ですので、2階以上に居間があるお宅の場合は、屋根材や外壁材に遮熱塗料を塗装して室内の温度上昇を防ぐ必要があります。

小さい子どもの部屋などは簡単に冷房を付けることもできません。適度に温度上昇を防げるのは安心感もあります。

夏の暑さを軽減し光熱費をおさえたい

遮熱塗料を塗装すると夏場における室内温度上昇を抑える効果が期待できるため、夏場の暑さを軽減させたい人や、夏場の光熱費を節約したい人におすすめです。夏場のエアコンによる光熱費を大幅に削減できれば家計にも優しいうえに、省エネ対策にも繋がり一石二鳥といえるでしょう。

代表的な遮熱塗料3点をご紹介

遮熱塗料は製造販売する企業によってさまざまな特徴があります。ここからはよく使用されている代表的な遮熱塗料を3点ご紹介していきますので、これから遮熱塗料をご自宅に塗装しようと考えている人は参考にしてみてください。

日本ペイント・サーモアイシリーズ

『日本ペイント・サーモアイシリーズ』は、日本ペイントが製造販売している遮熱塗料です。日射反射率が90%と高いサーモアイシリーズは、カラーバリエーションも豊富なため幅広い人に人気となっています。また日本ペイント独自の技術により遮熱性を長持ちさせてくれるうえ、艶のある仕上がりを実現してくれます。

日進産業・ガイナ

『日新産業・ガイナ』は、遮熱機能に加え防音性能も兼ねそろえた塗料となっています。

この塗料は一般的な住宅以外にも、工場などの大きな建造物にも幅広く使用されており、遮熱塗料の中では費用が高い傾向にある製品です。

関西ペイント・アレスクールシリーズ

『関西ペイント・アレスクールシリーズ』は、日照反射率が80%と高く耐用年数も長いことが特徴の1つといえます。塗装した屋根材や外壁材の温度上昇を効率よく抑えてくれる製品と好評です。

遮熱塗料にかかる費用

ご自宅の屋根材を遮熱塗料で塗装する費用の相場ですが、一般的な広さである30坪の住宅で、35~60万円ほどとなっています。これは平均的な価格であり、使用する遮熱塗料の種類によって違いがあります。

まとめ

今回は遮熱塗料の特徴からメリット、デメリットまで知っているようで知らなかった遮熱塗料について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

遮熱塗料にはたくさんの種類があるうえに、それぞれ特徴や機能が違いますので、素人では選ぶのが難しいものです。

これからご自宅を遮熱塗料で塗装しようと考えている人は、ぜひこの記事を参考にし、信頼できる業者さんとよく相談しながら、慎重に検討していただけたらと幸いです。

耐久度の高いラジカル制御型塗料の特徴やメリット、デメリットを解説!

自宅の外壁塗装を業者に依頼する場合、さまざまなタイプの塗料を紹介されるでしょう。外壁塗装に使用される塗料には種類が多く、機能や費用も様々です。塗料の1つであるラジカル制御型塗料は、近年よく取り上げられるようになった塗料ですが、まだまだ一般的には周知されていないことが塗料でもあります。

そこで今回は、最近注目されているラジカル制御型塗料の特徴やメリット、デメリットを詳しく解説していきます。

ラジカル制御型塗料とは

ラジカル制御型塗料は「ラジカル制御型の酸化チタンを使用した塗料」のことを指します。2012年に日本ペイント株式会社が世界で初めてラジカル制御型塗料を販売しました。

まだまだ比較的新しい塗料であるラジカル制御型塗料は、従来の塗料にはない優れた特徴を持っています。

ラジカル制御型塗料は主成分である樹脂の名前ではなく、アクリル樹脂系塗料やシリコン樹脂塗料などに特殊な成分を配合することで、ラジカル制御型塗料になるのです。

ラジカルってなんのこと?

ラジカルとは、塗料に含まれる顔料に紫外線や酸素、水などが当たることで発生するエネルギーのことを指し、ラジカルが発生すると塗料の劣化原因を引き起こしてしまいます。

したがってラジカル制御型塗料は、ラジカルが発生した場合でも、ラジカル制御酸化チタンと光安定剤の働きかけにより、ラジカルの発生を抑制してくれる効果が期待できるのです。

ラジカル制御型塗料の特徴

ラジカル制御型塗料には、高耐候酸化チタンと光安定剤の2つが配合されています。

高耐候酸化チタンは、ラジカルを発生させる酸化チタンを制御し、光安定剤は発生してしまったラジカルを発散させないように抑えてくれる働きをしてくれます。

この2つの働きにより、劣化しにくく耐久性のある塗膜を形成することが出来るので、長期的な使用も可能です。

ラジカル制御型塗料とシリコン塗料の違いとは

ここからは塗料の中で1番人気といえるシリコン塗料と、ラジカル制御型塗料の違いについて比較していきます。それぞれの特徴からラジカル制御型塗料が優れている点も挙げていきます。

ラジカル制御型塗料とシリコン塗料どちらを選ぶべき?

両者のコストはほぼ同程度であるうえに、お互いにデメリットが少ない塗料であるため、専門家であっても比較することが難しいのが本音です。しかし、水性でありながら、油性のシリコン塗料よりも機能性が充実しているのはラジカル制御型塗料の方になります。

ラジカル型塗料は水性特有である塗りやすさや、イヤな臭いが少ないといった良さがあるため、シリコン塗料よりも優れている面があります。もちろん、シリコン塗料もメリットがありますので、長期的なコスト面から見積もりをしっかりと見比べ、口コミも参考にしながら選択する必要があるでしょう。

ラジカル制御型塗料のメリット、デメリット

ラジカル制御型塗料は、塗膜の耐候性を非常に高くしてくれるので、シリコン塗料とともに近年人気の塗料ですが、メリットだけでなく、少なからずデメリットも存在します。

ここからはラジカル制御型塗料のメリットとデメリットについて詳しく紹介していきましょう。

メリット1 対候性に優れている

ラジカル制御型塗料を使用するうえで、1番のメリットは塗膜の劣化を防いでくれることです。耐久性はフッ素塗料の次に高いとされており、次世代の主流塗料として注目されています。

メリット2 汚れが付着しづらく防カビ性にも優れている

次にラジカル制御型塗料は光沢があるため、汚れが付着しにくいのも特徴です。ツヤも長持ちするので、チョーキング現象が起きづらいのも特徴の1つといえます。

ツヤの種類も「ツヤあり」「3分ツヤ」「5分ツヤ」「7分ツヤ」「ツヤ消し」などから選べることができ、ご自宅の外観に合わせて塗装できるのも魅力です。

また住宅の汚れに伴う代表的なカビや藻が付きにくいため、日当たりがよくない壁にも最適な塗料といえるでしょう。

メリット3 塗装する下地を選ばない

ラジカル制御型塗料は下地を選ばないため、ほとんどの住宅で使用できる塗料です。

サイディング、モルタル、木部、コンクリート、アルミなどの鉄系とさまざまな素材に対応できるので、住宅のみならず色々な建造物にも対応できます。

メリット4 コストパフォーマンスが高い

ラジカル制御型塗料は耐久性などフッ素塗料に次ぐほどの機能性でありながら、フッ素塗料よりも1㎡あたりの価格が1,000円ほど安いのも魅力です。シリコン塗料よりは若干価格は高くなりますが、耐用年数が長いため、費用対効果が高いとされています。

デメリット1 予想よりも耐用年数が短い場合がある

ラジカル制御型塗料は2012年に販売されており、耐用年数は10~15年ほどとされています。したがって2026年以降にならないと耐用年数が正しいのか判断ができないのです。

実際には数年程度の誤差があるともいわれているため、費用対効果が不明瞭である点がデメリットといえるでしょう。

デメリット2 選べる種類が少ない

ラジカル制御型塗料は比較的新しい塗料のため、販売されている種類が少ないことがデメリットといえます。選べる商品が限られてしまうことで、自分好みの色合いが見つからない場合があるためです。

 

おすすめのラジカル制御型塗料をご紹介

ここまでラジカル制御型塗料の特徴からメリット、デメリットを紹介してきましたが、ここからは信頼できるメーカーのおすすめラジカル制御型塗料を、外壁用、屋根用に分けて紹介していきます。

外壁用ラジカル制御型塗料

日本ペイント『ニッペパーフェクトセラミックトップG』

フッ素塗料と同量の対候性がある塗料です。日本ペイントのパーフェクトシリーズの中でも最高品質であり、サイディング、モルタル、ALCなどの外壁に適しています。

ツヤのタイプはツヤ消し、3分ツヤ、5分ツヤ、7分ツヤ、ツヤありの5種類となっています。

日本ペイント『ニッペファインパーフェクトトップ』

パーフェクトトップをベースにした光沢が美しい油性塗料です。サイディングやモルタル、鉄系や木系と幅広い外壁に塗装可能な商品です。

ツヤのタイプは3分ツヤ、5分ツヤ、7分ツヤ、ツヤありの4種類となっています。

エスケー化研『エスケープレミアムシリコン』

日本ペイントに次いで2014年に販売された本商品は、シリコン樹脂が配合されたラジカル制御型塗料です。サイディングやALCの他、コンクリートにも塗装可能となっています。

ツヤのタイプは3分ツヤ、5分ツヤ、ツヤありの3種類です。

関西ペイント『アレスダイナミックTOP』

ダイナミック強化剤を使用しており、雨天時での施工もできるラジカル制御型塗料です。窯業サイディングやモルタルなどの外壁に適しており、黒に近いシックなカラーを選ぶことが出来る商品となっています。

ツヤのタイプは3分ツヤ、5分ツヤ、7分ツヤ、ツヤありの4種類があります。

屋根用ラジカル制御型塗料

 

日本ペイント『ニッペパーフェクトクーラーベスト』

高い遮熱性を発揮できる塗料として人気を博しています。夏の高温や日差しに悩まされているご家庭にお勧めできる商品です。

ツヤのタイプはツヤありの1種類ですが、しっとりと落ち着いたツヤとなっているため、どんな住宅にもマッチしてくれます。

日本ペイント『ニッペファインパーフェクトベスト』

住宅の中で1番紫外線の被害を受けやすい屋根のために作られた商品です。耐久性の非常に高いフッ素樹脂塗料を配合しているため、劣化しやすい屋根の耐久性を向上してくれます。

ツヤのタイプはツヤありのみとなっています。

エスケー化研『エスケープレミアムルーフSi』

スレート屋根材や金属屋根材の塗り替えに適した商品です。ラジカル制御型塗料には黒などの濃い色合いはほとんどないのですが、本商品は比較的濃い目の色合いを選ぶことができますので、深みのある色合いが好みの人に選ばれている塗料です。

ツヤのタイプはツヤ消し、3分ツヤ、ツヤありの3種類から選べます。

アステック『超低汚染リファイン500MF-IR』

無機成分を配合したラジカル制御型塗料である本商品は、非常に耐久性が高いです。国内で最も普及率の高いスレート屋根材を始め、アスファルトシングルやガリバニウム鋼板など幅広い素材に適用しています。

ツヤのタイプはツヤありのみとなっています。

 ラジカル制御型塗料とシリコン塗料の耐用年数と費用について

 高い対候性があるラジカル制御型塗料はシリコン塗料よりも耐用年数が長いとされています。ここからは、ラジカル制御型塗料とシリコン塗料の耐用年数と費用について比較してご紹介していきます。

ラジカル制御型塗料

ラジカル制御型塗料の耐用年数は10~15年といわれています。塗り替えの費用については1㎡あたり2,500円~3,000円が多いようです。

シリコン塗料

シリコン塗料の耐用年数は10~12年前後とされており、塗り替えの費用については、1㎡あたり1,800円~2,800円ほどとなっています。

ラジカル制御型塗料の方が、塗り替えの費用は高めとなっていますが、耐用年数が長いため、長期的にみるとコストパフォーマンスが高いのはラジカル制御型塗料なのではないでしょうか。

ラジカル制御型塗料は実績ある業者に依頼しよう

 ラジカル制御型塗料は登場したばかりの比較的新しい塗料ですので、実績のある業者に依頼することが大事です。高性能であるラジカル制御型塗料の特徴を発揮できる下地がないと、せっかく塗装をしてもらっても選んだ意味がない可能性があります。

業者依頼に失敗しないためにも、複数社に相見積もりを取り、口コミも参考にしながら、見積書と合わせて比較していき、最適なリフォームプランを決めるようにしましょう。

まとめ

昨今シリコン塗料に次いで人気となっているラジカル制御型塗料について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。今後も普及が見込めるラジカル制御型塗料の特徴やメリットデメリットをしっかりと把握し、ご自宅の状態やコストに見合った塗装を実現していただけたらと幸いです。

屋根塗装の際に知っておきたい「縁切り」の具体的な内容と必要性を分かりやすく解説!

縁切りという言葉を聞くと、よくない言葉のように感じる人も多いのではないでしょうか?一般の人には聞きなれない縁切りという言葉ですが、建築業界にとっては、屋根材の寿命を維持するために欠かせない大事な作業工程の1つです。

そこで今回は、スレート屋根の塗装をする際の大事な作業工程である縁切りの、具体的な施工内容や必要性について分かりやすく解説していきます。

スレート屋根塗装での縁切りとは?

縁切り作業とは、国内で多く普及されているスレート瓦屋根には欠かせない作業の1つです。

スレート瓦屋根をローラーで塗装していくと、瓦と瓦の重ね目に塗料が入り込んでしまい、そのまま乾燥させることで、瓦の重ね目が塗料で塞がってしまう状態になってしまいます。瓦同士の重ね目が塞がったままだと雨水の通り道がなくなってしまい、さまざまな不具合が生じてしまいます。

そのような不具合を起きにくくするために、塗装乾燥後に手作業で塗膜を切っていく作業工程を縁切りというのです。

縁切りの必要性について

スレート瓦屋根には縁切り工程がどうして必要なのかを解説します。

スレート瓦屋根に降り注いだ雨水は、瓦の重なっている隙間を抜けることで屋根内部に雨水が溜まらないような作りなのですが、瓦の重ね目が塗膜で塞がれていると、隙間がないため雨水が屋根内部に溜まってしまいます。

瓦同士の隙間がないことで通気性も悪く、雨漏りや腐食の恐れも出てきてしまうため、縁切り作業は必要となるのです。

もちろん、だれでも簡単にできるものではありません。特に素人が屋根に登って作業するのは危険ですので、専門業者に依頼するようにしましょう。

縁切りしなかった場合のリスクについて

縁切りの必要性でも説明しましたが、縁切りをしないことでさまざまなリスクが生じてきてしまいます。ここからは、縁切りしなかった場合に起こり得る大きなリスク3点について紹介していきます。

雨漏りの原因となる

雨漏りを知らずに放置してしまうと住宅内部の木部のみならず、金属部分も錆びて腐食してしまうなどの二次災害も酷くなり、住宅の寿命を縮めてしまいます。

スレート瓦屋根の縁切りがされていない場合、雨水の逃げ道がなくなりどんどん雨水が溜まってしまいます。これを放置することで、住宅にとって厄介な不具合の1つである雨漏りが発生してしまうのです。

雨漏りするとまた補修が必要になります。それだけでなく、家電や室内備品、生活用品にも支障をきたすケースがありますので、余分な出費と労力がかかってしまいがちです。

通気性が失われてカビが発生

スレート瓦の屋根を塗装した際に縁切りしないでいると、瓦同士に隙間がないことで雨水が溜まったままとなります。そうなると屋根内部に湿気が発生してしまい、屋根材の劣化が進んでしまいます。屋根内部が腐食することに加え、湿気によるカビが発生してしまう恐れも出てきてしまいます。

カビの発生は住宅にダメージを負うだけでなく、胞子が子どもの体内に入り込むリスクも生じるので注意が必要です。

屋根材の寿命が縮む

雨漏りや湿気のリスクでも説明しましたが、縁切りされていないスレート瓦屋根の場合、雨水が屋根内部まで入り込み屋根の下地板までも腐食が進んでしまうことがあります。

一般的には屋根の下地には防水シートを敷いてしますので、少量の雨水程度では大きな被害にはなりにくいものです。

ただ、長期間で雨水の逃げ道がなく屋根内部に侵入してしまうと、屋根自体の防水性も失われ、住宅自体の寿命を縮めてしまう可能性があるため注意が必要です。

さまざまなコストが増える

上記のリスクはすべて補修が必要となります。住宅の寿命が縮むと資産価値が下がりますし、補修には当然ながら出費がかさみます。

余計なコストが増えるばかりですので、縁切りをしないというのはリスク管理の点でも危険となります。

縁切りが不要な屋根も存在する

ここまでスレート瓦屋根における縁切りの必要性について説明してきましたが、すべての屋根材に縁切りが必要なわけではありません。

ここからは屋根塗装を行った場合でも縁切りが不要になる条件について紹介していきます。

塗り替えが不要な屋根材の場合

無機質素材である日本瓦の屋根であれば、塗装自体を行う必要がないため縁切りの必要がありません。

日本で古くから使用されている日本瓦は、瓦同士にしっかりと隙間があるため雨水や結露といったものをスムーズに輩出してくれる屋根材なのです。

ただし、日本瓦の中でもセメントを使用しているセメント瓦の場合は塗装して色付けする必要があるため、縁切りが必要となってきますので、注意が必要です。

吹き付けによる塗装の場合

屋根の塗装にはローラーを使用する「ローラー塗装」と、スプレーガンを使用する「吹き付け塗装」があります。

吹き付け塗装はスプレーガンを使用して霧状になった専用塗料を吹き付けて塗装していくので、塗料が飛散しやすいデメリットはあるものの、施工が早く瓦の隙間に塗料が入り込まないため縁切りが不要となります。

新築で初めて屋根塗装をする場合

新築で住宅を購入後に、初めて屋根塗装を行う場合も縁切りは必要ありません。

新築住宅ですとスレート瓦の重ね目に隙間が十分確保されていることから、塗装を行っても隙間が塗料によって詰まってしまう心配が少ないためです。

2回目以降の屋根塗装の場合には、前回の塗料が残っている可能性もありますので、基本的には2回目以降の屋根塗装の場合から縁切りが必要となってくるということを、覚えておくようにしましょう。

急こう配な屋根と経年劣化が進んでいる屋根の場合

急こう配な屋根ですと、屋根塗装を行っても塗料が隙間に止まりにくく、瓦同士の隙間を確保できるため、縁切りする必要はありません。

一般的に急こう配なやねとは「5寸こう配以上」と言われています。素人にはどれくらいの傾きなのか分かりづらいですので、専門業者に点検してもらい、ご自宅が急こう配かどうかを確認しておくと良いでしょう。

また、経年劣化が進んでいる屋根の場合も縁切りは不要です。スレート瓦は約10年で劣化し始め、先端が反り返ってしまうので、自然と瓦の重ね目に隙間が出来てくるためです。

縁切りの施工内容と費用について

ここまで縁切りの必要性や、縁切りをしないことで起こり得るリスクについて詳しく説明してきましたが、ここからは気になる縁切りの施工内容と費用について紹介していきたいと思います。

縁切りの方法

屋根の縁切りには、「カッター」や「皮スキ」で行うのが一般的です。

これらの道具を使用して、職人さんが1つ1つ丁寧に隙間を作っていく作業を行っていきます。屋根の大きさにもよりますが、一般的な一戸建てで1~2日ほどかかってしまうこともある施工過程となりますので、縁切りは手間のかかる作業の1つといわれています。

縁切りの必需品「タスペーサー」とは

先述しましたが、縁切り作業は手間のかかる工程といえます。タスペーターというアイテムが登場したことで、効率がグッと上がり作業時間の短縮も可能となりました。

便利アイテムであるタスペーターは、株式会社セイムが製造販売している商品で、下地調整や、下塗りが済んだ段階で使用される道具です。

塗装前にあらかじめタスペーターを入れておくことで、十分な隙間を確保できるため塗装しても塗膜で塞がる心配がないのです。

便利なタスペーターですが、こう配が緩やかな屋根、屋根材同士の隙間が4mm以上空いている屋根、アスベスト入りのスレート屋根には使用できない場合もあります。

タスペーターを使用することで従来よりも少しばかり費用がかかる場合もありますが、大切な屋根材に傷を付けずに破損から守るためにも必要性は高いものといえます。

ご自宅の屋根材がタスペーター使用可能かどうかは、専門業者にチェックしてもらっておくことをおすすめします。

縁切りの施工費用

屋根塗装での縁切り費用ですが、一般的な大きさである30坪ほどの住宅1件当たり、平均で5~6万円前後となっています。

また施工期間は職人さんが手作業で1枚1枚塗膜を剥がしていくため、1~2日程度かかってしまうことが多いようです。

縁切りに関わる業者選び

住宅にとって大事な工程である縁切り作業ですから、専門業者選びも慎重に行いたいものです。そこでここからは、縁切り作業をきちんと行ってくれる業者かどうかを見極めるポイントを紹介していきます。

屋根塗装後に縁切りしてくれない業者は要注意

住宅や屋根にとって非常に重要な作業である縁切りを、屋根塗装後でもありながら行わない業者が存在します。縁切りは職人さんの手間暇がかかる作業ですが、素人目には縁切りが行われたかどうか判断できないことを逆手に取り、縁切り作業を省略してくる場合があるのです。

そのような悪徳業者の被害に遭わないためには、見積書の項目に縁切りがあるかどうかを確認するようにしてください。

複数社で相見積もりは必ず行う

専門業者に選ぶ際は、1社だけに見積もり書を出してもらうのではなく、複数社に相見積もりを出すようにしましょう。複数社に見積書を出しておけば、他社と比較できるため高額な請求や、手抜き工事などを未然に防ぐことが出来るためです。

リフォーム詐欺に注意

呼んでもいないのに自宅に訪問営業に来る業者にも注意が必要です。リフォーム詐欺という社会問題となるような悪質なものも多いため、訪問されてもその場で直接契約するのは止めましょう。資料や営業マンの名刺を貰い、インターネットで会社を調べ、他の業者の見積書の内容と比較するなど対策するようにしてください。

まとめ

高温多湿な気候なうえに、近年ではゲリラ豪雨などの大雨が多い日本の住宅において、雨漏りや湿気による屋根材の腐食を防ぐことはとても重要なことです。

スレート瓦の屋根には欠かせない作業である縁切りの特徴をしっかりと理解し、安心できる業者を選ぶことで、ご自宅の寿命を延ばすことは可能ですので、この記事を少しでも参考にしていただき、適切な屋根塗装をしていくように心がけていきましょう。

 

ガイナ塗料とはどんな塗料?特徴からメリットデメリットまでわかりやすく解説!

ガイナ塗料という言葉ですが、自宅の外壁リフォームを考えている人なら一度は聞いたことがあるかもしれません。しかし、どのような特徴があるのか詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、外壁塗装で使用されるガイナ塗料の特徴から、メリット、デメリットまでわかりやすく解説していきます。

ガイナ塗料とは?

株式会社日新産業が開発したガイナ塗料は、特殊なセラミックビーズとアクリルシリコン樹脂を配合した新しい外壁塗料です。ガイナ塗料の主成分である特殊セラミックビーズという小さな球体の働きが重要で、塗料の中に配合されているビーズが断熱材の役割を果たしてくれるため、他の塗料よりも高い断熱機能を発揮してくれます。

このセラミックビーズは他の塗料にも含まれているものですが、せいぜい5~20%程度の含有率となります。一方でガイナ塗料には塗膜状態にもなると80%の含有率となり、非常に多くのセラミックビーズを含んでいることが分かります。

またガイナ塗料は元々ロケットに使用されていたものを、一般の建築塗料にも使用できるように改良したものであるため、遮熱性と耐熱性の効果が高いのが特徴です。

 

ガイナ塗料のメリット

ガイナ塗料はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の技術を利用して開発された商品ですので、木材やコンクリートといった外壁だけでなく、瓦やスレート、金属系、ガラス系の各種屋根材など幅広い素材への塗布が可能です。

住宅のあらゆる部分を保護することが出来るガイナ塗料のメリットを、5つに分けて紹介します。

断熱性に優れている

ガイナ塗料の主成分である特殊セラミックビーズは断熱材と似たような働きをしてくれるため、外壁に塗装するだけで断熱効果を発揮できます。油膜表面の熱を放熱するので外気熱の侵入を防いでくれます。

外壁に使用するだけでなく天井や内壁といった建物内部に塗布すれば、冷暖房の効率が上がり、省エネ効果が期待できます。

例えば、冬季に室内で使用した暖房の熱がガイナ塗料を塗布した面の温度を瞬時に上昇させてくれるため、温かい室内環境を整えてくれます。また夏季は室内の冷房により塗装表面が冷やされることで、快適な室内温度を保ち、暑さ対策になるのです。

空調に効きがいいことは光熱費の削減にもつながり、エコ対策にもなるでしょう。環境に優しいのがガイナ塗料のメリットにも含まれています。

遮音効果と防音効果が高い

特殊セラミックビーズが含まれているガイナ塗料は、遮音と防音効果が高いこともメリットの1つです。

セラミック成分の含まれるガイナ塗料は、一般の塗料と比べて塗膜の表面積が大きくなることから、音を効率的に反射するとともに、振動を抑制することで音の侵入を防ぐ効果が期待できます。

ガイナ塗料を屋根材に塗布すれば、雨音はもちろん、電車や車の騒音の軽減も期待できます。線路や主要道路近くにお住いで、環境による騒音に日々悩まされている人にもお勧めです。

近隣との騒音は何かと悩みの種になるものですので、高い防音効果は快適な環境を提供してくれるでしょう。

耐久性が高い

ガイナ塗料は紫外線に最も強いとされるセラミックを多層化した塗料ですので、耐久性が高いことも魅力的な特徴の1つです。紫外線吸収率が非常に高いため、一般的な塗料よりも2倍以上の耐久性があると言われています。

耐用年数は15~20年と長いうえに、ガイナ塗料の1番のメリットである断熱性能の高さによって、暑さ寒さによる建物自体の膨張や収縮を抑えてくれますので、建物の寿命を延ばしてくれる効果も期待できます。

結露防止効果

ガイナ塗料は塗布した周辺の温度に瞬時に適応してくれる性質であることから、冬の厄介な悩みである結露を抑えてくれます。

結露は外気との温度差が激しいことで発生しますが、ガイナ塗料が塗られた天井や内壁は室温に近づくため、熱の移動が少なくなることで、温度差が小さくなり結露の発生を抑制してくれるのです。

結露がひどくなると掃除も大変です。結露がたまり過ぎると水滴によって家電の故障やカーテンの汚れなどさまざまな影響を及ぼしますので、ガイナ塗料の結露予防は快適な暮らしを支えることにつながります。

空気清浄効果

ガイナ塗料の主成分であるセラミックは、遠赤外線を放出する特徴も持っています。セラミックから放出される遠赤外線効果は、空気をマイナスイオン化してくれますので、天井や内壁といった内部にガイナ塗料を塗布すれば、空気中の臭いの原因物質の浮遊を抑え、空気清浄効果と消臭効果が得られます。

ペットを飼っている住宅はもちろん、この特徴を活かして、さまざまな人が利用する公衆トイレや、ホテルなどにも数多く使用されています。

ガイナ塗料のデメリット

 

ここまではガイナ塗料のさまざまなメリットをご紹介してきましたが、デメリットも存在します。デメリットもきちんと把握すれば、ガイナ塗料を使用した際に失敗してしまうリスクも減りますので、ここからはガイナ塗料のデメリットについても紹介していきます。

施工経験がないと扱いにくい

断熱性や防音効果、耐久性、結露防止や空気清浄効果など、さまざまなメリットのあるガイナ塗料ですから、その特徴である高い機能や性能を十分に発揮させる必要があります。

そのためには適切な施工が必要になってきますが、ガイナ塗料は一般の塗料よりも特殊なセラミックビーズを多く含んでいるため塗布が難しく、施工業者の技術力が必要となります。ガイナ塗料の知識を持っているだけでなく、施工実績が豊富でガイナ塗料の扱いになれている専門業者を探さなくてはいけません。

ガイナ塗料の経験がほとんどない業者の口車に乗らないように気を付ける必要があるでしょう。

カラーバリエーションが少ない

ガイナ塗料には52種類のカラーバリエーションがありますが、一般的な塗料と比べると、色の種類が少ないのもデメリットの1つです。

ダークな色合いはありますが、赤や黄色などの原色系や黒のような濃色系といったバリエーションはないため、そのような色合いが好みの人には向かないでしょう。

外観で細目に注文をしたい人にとっては満足いかないかもしれません。

また、ガイナ塗料の仕上がりはマットで落ち着いた仕上がりになるため、光沢感がある仕上がりを期待する人にも向いていない塗料といえます。

防カビ効果がなく、汚れも目立ちやすい

一般的な塗料には防カビ機能が備わっていますが、ガイナ塗料には防カビ効果がありません。防カビ機能を持たせカビや藻を防ぎたい場合には、ガイナ塗料専用の防カビ材を別途使用しなくてはいけません。

また、ガイナ塗料を塗った壁はざらついた表面に仕上がるため、雨風による汚れが付着しやすいこともデメリットの1つです。汚れた外壁は建物の美観を損なううえに、放置してしまうとカビや藻といった外壁材や屋根材にダメージを及ぼす危険性も出てきてしまいます。

他の塗料より施工費用が高額

一般的なシリコン塗料に比べて1.5倍ほどの価格であるガイナ塗料は価格の高さがネックになることも。初期費用が他の塗料に比べてかかりますので、少ない費用で抑えたい人には不向きといえます。

ただ、ガイナ塗料は耐久性が高く耐用年数が長いため、塗り替えのメンテナンスが少なく済みますから、トータルコストで考えればお得になる場合もあります。

気になるガイナ塗料の施工費用

 

外壁塗料の中で国内最も人気の高いシリコン塗料とガイナ塗料を比較してみると、1㎡あたりの施工価格は、ガイナ塗料の方が1500円ほど高くなっています。日本の平均的な戸建て住宅の30坪で計算すると、シリコン塗料は100万円以下で施工できるのに対し、ガイナ塗料の場合は150万円を超えてしまうこともあるのです。

しかしガイナ塗料は耐用年数が長いため初期費用は掛かりますが、トータルコストで考えればお得になる場合もありますので、ご自身の予算や住んでいる地域の気候などを専門業者と話し合いながら、ガイナ塗料を取り入れるか検討するとよいでしょう。

プロの専門業者に相談

ガイナ塗料を使用するかどうかはプロの専門業者に相談するのがベストです。素人目にはガイナ塗料といっても他の塗料との違いが今一つ分かりにくいものです。今後の居住年数をトータルで考えると、他の塗料よりもコスト面で大きく割安になる可能性もあります。

ガイナ塗料も使用するかは実績もあって評判の良いプロの塗装業者に相談するといいでしょう。

まとめ

ここまで新しい外壁塗料の1種であるガイナ塗料の特徴やメリット、デメリットを解説してきましたが、知りたい情報は得られましたでしょうか?

ガイナ塗料は宇宙技術を取り入れた優秀な塗料ですのでメリットがたくさんありますが、いくつかのデメリットも存在しますので、両方の特徴を把握しておくことはとても大事です。

またガイナ塗料は特殊な塗料ですから、技術を持った信頼できる専門業者に依頼しなくてはいけません。ガイナ塗料の性能を活かす施工ができる業者であれば安心して任せられますので、今後ガイナ塗料でリフォームを考えている人は、この記事も参考にしながら、専門業者とよく話し合ったうえで、理想の塗装リフォームを実現していきましょう。

火災に強い!サイディング外壁の防火耐火性能について解説

現在の戸建ての多くは外壁がサイディング系といわれています。耐火性や耐久性に優れている商品が人気となっている外壁素材ですが、サイディングと聞いてもいまいちピンと来ない人も多いといえます。今回はサイディングの中でも耐火性に優れた窯業系サイディングや、その他の種類の特徴、サイディング外壁に塗装が必要な理由まで詳しくご紹介します。

そもそもサイディングとは?

サイディングとは建物の外壁に使用する外壁材のことで、セメントや樹脂、金属などが原料として使用されています。工場で板状に仕上げられるサイディングは、品質も安定しており非常に扱いやすい外壁なのが特徴的です。

釘や金具を使用して外壁に張り付け、板と板の間をシーリング材で繋ぎしっかりと固定するだけと施工しやすいもので、サイディングボードは外壁に適した素材といえるでしょう。

サイディング外壁は、モルタル外壁やALCとは異なり施工方法が簡単なため、工期が短く済むうえに安価であるため、昨今の戸建て住宅の80%ほどが、サイディング外壁といわれています。また、デザイン性やカラーバリエーションも豊富なため、新築住宅だけでなくリフォームする際にも人気となっています。

サイディングは4種類

サイディング外壁は使用する素材によって窯業系、金属系、樹脂系、木質系の4種類に分けられています。後述しますが、それぞれの素材により特徴はさまざまですので、ご自身の目的に合わせて選ぶことが重要となってきます。

サイディング外壁の種類別メリット・デメリット

サイディング系の外壁を選ぶためには、個々の特徴を知ることはとても大事になります。ここからは、それぞれのサイディング外壁の特徴やメリット、デメリットをご紹介していきます。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメント80%に繊維質原料と増量材20%を混ぜ合わせ板状に成形した外壁材のことで、国内で使用されるサイディング外壁のほとんどが窯業系といわれています。

窯業系には工場で塗装してくる「塗装仕上げ」と現場で塗装する「無塗装板」がありますが、どちらもボードは工場で生産されるため品質自体に違いはありません。メリットとしては、セメントが主な材料であるため、衝撃や地震などの激しい揺れにも強くて丈夫な外壁となります。また優れた防火性能を兼ねそろえているため、火が燃え移りにくく密集地に住宅を建てる際にもおすすめです。

デメリットとしては、窯業系サイディング自体に防水性はなく、表面を塗装することで防水機能を高めているため、表面の塗膜が劣化するたびに都度メンテナンスが必要となります。

金属系サイディング

金属系サイディングには、塗装ガルバリウム鋼板、塗装溶融亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム合金塗装板、塗装ステンレス鋼板の4種類のいずれかが使用されています。裏に断熱材を入れた金属サイディングは断熱性や、耐凍害性に優れているため、寒冷地域でも多く使用されている外壁材です。また他の外壁サイディングと違い、ひび割れに強いという特性も持っています。

デメリットとしては、衝撃には弱いため物がぶつかったりするとへこんでしまったり、塩害によるサビの心配もあるため、海岸沿いでの使用には注意が必要となります。

樹脂系サイディング

プラスチックの1種である「塩化ビニル樹脂」を使用した薄い外壁で、シーリングを使用しない施工ができるため、他のサイディング系に比べメンテナンスいらず、というほどの高耐久なサイディングです。

シェアナンバーワンの窯業サイディングは、10年に1度は塗装のメンテナンスが必要になりますが、樹脂サイディングの場合は材料が高耐久であるため、20年以上は塗装のメンテナンスが要りません。また、樹脂サイディングは凍害や塩害に強いため、寒冷地や沿岸地域で重宝している外壁材となっています。

デメリットとしては、樹脂サイディングを施工できる業者が国内では少なく、工事費用も割高になってしまいます。長期的なメンテナンスを省きたい人にはおすすめですが、業者選びに手間がかかるでしょう。

木質系サイディング

木質系サイディングは、ヒノキやスギといった無垢な木材の表面を加工し、耐火性の機能を加えた外壁です。木材をそのままで使用してしまうと、雨水での腐食が起きて、燃えやすいといった不具合が生じてしまいます。

そこで木材を加工することにより、天然木の暖かみはそのままに、防火性や防水性を高めています。また木質系サイディングは断熱性にも優れているため、日当たりがよすぎる立地や気温差が激しい地域に適しています。

デメリットとしては、天然木を使用しているため、窯業サイディングのように大量生産できる外壁材よりも、2倍ほど価格が高くなってしまいます。

防火構造と耐火構造について

住宅を建てる際に気を付けることの一つとして「防火構造」と「耐火構造」がありますが、2つの違いが分からない人も多いものでしょう。両者には明確な違いがありますので、内容を知っておくことはとても重要となります。

・防火構造

防火構造は、隣接する建物への燃え移りを防いでくれるもので、外壁や軒裏に燃えにくいような材質を使用している構造です。窯業系サイディングなどもこの1つとなります。昨今は防火性の高い塗料も販売されているため、外壁に対しては機能を発揮できる反面、建物の内側からの出火に対してはリスクがあります。

・耐火構造

耐火構造は、建物を構成している柱や床、壁の部分に燃えにくい性能を持った鉄筋やレンガといった素材を使用した構造です。建物の内側で火災が起きた場合でも、近くの建物へ炎が燃え広がるのを防ぐ反面、耐火性のある鉄骨やレンガは重さもあるため、硬い地盤の上に建設しなければなりません。

防火性能を上げるなら防火塗装は必須

万一の火災に備えるためにはサイディング外壁に防火塗装することはとても重要なことです。防火塗料の働きとしては、火災が発生した場合に生じる火柱から建物を守り、火災の成長や延焼も防止してくれます。

防火塗料には「発砲形防火塗料」と「非発砲形防火塗料」があり、木材や金属といったサイディングに塗装するには「発砲形防火塗料」が使用されます。塗装面に高温の炎が触れると、塗膜が膨張し、スポンジ状の断熱層を作り出すことで、外壁への炎の広がりを遅らせてくれるのです。

サイディング外壁の耐用年数と塗り替え時期

サイディングの耐用年数は種類によって異なります。セメントを主な材料とし、防火性を上げている窯業系の耐用年数は約40年となっています。その間にも塗装が劣化すれば定期的なメンテナンスが必要です。

金属系も40年ほどとされておりますが、塗装面にチョーキング現象が発生した場合にはその都度塗り替えが必要となります。樹脂系は30年ほどといわれていますが、他のサイディングと違い基本的にメンテナンスは不要です。木質系は15~30年ほどといわれています。吸水性が高い分、劣化が早く他のサイディングに比べて耐用年数は短いです。

素材耐用年数と特徴
窯業系サイディング約40年で定期的なメンテ必要
金属系サイディング約40年でチョーキング現象時は塗り替え必要
樹脂系サイディング約30年でメンテナンスは基本不要
木質系サイディング約15~30年で吸水性があって劣化が早い

DIYで塗装は張り替えが厳しい

サイディングは施工しやすい特徴から、素人でもDIYでリフォームできるのでは?と思う人もいるでしょう。ただ、張り替えは専門技術が必要になってきますので、自分で行うことは難しいです。しかし、塗装のみなど、防火性能が落ちてきているような劣化が見られる箇所への、簡単なメンテナンス程度でしたら行うことも可能です。

素人は足場を組むのが危険

塗装には足場の設置が必要です。室内の壁や天井程度なら脚立で行えますが、風や雨がある屋外ではそうはいきません。特に2階建ての住宅などは脚立で作業するのはもってのほかです。必ず足場を組んでおかなくてはなりません。

この足場は素人ができるものではなく、時間もかかりますので専門業者に依頼するのが正しいといえます。基本的に塗装業者に依頼すればすべて対応してくれますが、足場だけの設置を発注することも可能です。

足場はプロの塗装業者でも必ず設置しなければなりません。安全対策はもちろんですが、足場を設置したほうが塗装自体もスムーズに行えます。

サイディング外壁にリフォームするなら専門業者に任せよう

重ね張りや;張替え工事を行いたい場合ですが、サイディングの外壁リフォームはすべての業者が施工できるわけではありませんので、施工経験豊富な専門業者に依頼することをおすすめします。また、高額な請求や手抜き工事のような悪徳業者の被害に遭わないためにも、少なくとも3社ほどで相見積もりをしておきましょう。

まとめ

サイディング外壁の種類や特徴から、防火性能が上がる塗料についてなど解説してきましたがいかかでしたでしょうか? 住宅の外壁は、雨風から私たちを守ってくれる大切な部分です。

サイディングの性能を長持ちさせるには、防火塗料などを定期的に塗装し、危険な火災などの被害から住宅を守れるようにする必要があります。外壁材のメリット、デメリットを理解し、ご自身の希望に合った理想の外壁に出会えるように、しっかりポイントを押さえておきましょう。

木造住宅の外壁に適した塗料とは?ピッタリな塗料の選び方を徹底解説

木造の外壁は木の温かみが感じられ落ち着くとの理由から、ここ数年外壁に使用する人が多くなってきました。素朴で温かみがあり人気な面はありますが、それと同時に木の外壁は細かなところまでメンテナンスが必要なのでとても大変です。

また昔ながらの木造住宅ですと、長年にわたり大雨や強風に晒され、劣化が激しくなり見た目も悪くなってしまいます。今回はそんな人の悩みを解決できるよう、木造外壁に適した塗料の選び方から使用方法、外壁の劣化のサイン、信頼できる専門業者の選び方まで、詳しく解説していきます。

木造住宅の外壁の特徴とは

古くから日本では、木造住宅など多くの建物が木で作られてきました。柱や梁など住宅の基礎となる部分から、外壁までのすべてに木を使用している木造住宅ですが、耐震性が大丈夫なのか気になるところでもあります。

昨今の木造住宅の人気により耐震性能やシロアリ対策など、さまざまな対策をされ長期優良住宅に認定された木造住宅も登場してきており、100年以上耐用年数があるものも存在するほどです。しかし基礎部分だけではなく、外観も綺麗に保とうと思うと、木造外壁には細やかなメンテナンスが必須となります。

木造住宅の外壁の種類

木造住宅の木造外壁は主に、ヒノキやスギといった天然木を塗装した塗装羽目板、ウッドロングエコ、パーチクルボードなどがあります。最近では木造住宅の外壁材としてモルタル、窯業系、金属系、樹脂系、木質系の各種サイディングボード、ALCボードなどを使用することも多いのが特徴的です。

また、国内でポピュラーに使用されている木造住宅の外壁素材には、天然木以外にもさまざまな種類が使用されているので、それぞれの特徴を知っておくと便利です。

木造外壁の良い点悪い点

木造外壁の良い点は、やはり何といっても木の温かみが感じやすいことではないでしょうか。シンプルで素朴な色合いは落ち着きを与えてくれますし、木は年月をかけることで深みが増していき、年数がたっても飽きずに過ごせます。

また、木造外壁は太陽の光を遮ってくれるため、断熱性にも優れています。自然本来の温かみだけでなく、寒さを和らいてくれるので、木造外壁は日本古来の優れた技術や知恵を用いているのが分かります。

ただ、木造外壁の悪い点は、水には弱いことです。高温多湿によって腐食が起きやすいため、他の外壁よりも細かなメンテナンスが必要となります。シロアリやネズミといった害虫は兼ねてから悩みのタネともいえますし、日本家屋の天敵ともいえる存在で今日でも脅威となっています。

木造住宅に外壁塗装が必要になる理由と劣化のサインとは

木造外壁のメンテナンスが必要になるサインは、目に見えるものが多くてわかりやすいといえます。主な特徴としては、外壁にカビや苔が付着している場合や変色やふくらみがある場合です。

また、シロアリに侵食されている場合や外壁塗装が剥がれてひび割れている場合もメンテナンスが必要となっていきます。このよう箇所を見つけたら、後々劣化してきていますので早めの対応が求められます。外壁塗装は、家を長持ちさせるために大事な役割を果たしていますので、劣化のサインを見逃すことなく必要に応じて対応しましょう。

木造住宅に使用できる塗料の種類

木造外壁に使用できる塗料は、2種類に分けられています。浸透型塗料と造膜型塗料です。

浸透型塗料

浸透型塗料は素材の中に浸透していく塗料で、木材の表面のみならず、中まで深く浸透していくため、木材全体を保護することができます。

この塗料はステインと呼ばれ、複数回重ね塗りすることも可能です。浸透型塗料は木材の伸縮を妨げないので、木の持つ本来の良さをそのまま感じられるのが特徴的といえるでしょう。ただ、後述する造膜型塗料よりも、耐久性が劣ります。

造膜型塗料

造膜型塗料は、下塗り用と上塗り用がありそれぞれ役割が違います。下塗用塗料で素材への吸い込みを防ぎ、上塗り用塗料で木材や下塗り用塗料を保護するとともに、色を出すことも可能です。造膜型塗料は、木材を外から保護できるため耐久性は高くなりますが、ひび割れなどの不具合が起きる場合があるので注意が必要です。

外壁素材にあった塗料選ぶ

木造外壁を塗装するには、下塗り用と上塗り用のどちらにも共通なことですが、木材に使用できる塗料を選ばなくてはいけません。塗料は「木部用」や「鉄用」といったように種類分けされていますから、「木部用」と書いてあるものを選びましょう。

また塗装する場所によって「屋内用」と「屋外用」で製品が分かれています。両者は成分が異なる塗料ですので、塗装前にしっかり確認しておいてください。

木造外壁を守るポイント

木造外壁を塗装するうえで大切なことは、前回使用した塗料が何かを確認することが大事です。浸透タイプを使用していたならば、造膜タイプではなく浸透タイプを選ばなくてはいけませんので注意しましょう。

また、木造外壁はどうしても風雨にさらされるのでカビや腐食が発生してしまいがちです。そこで、腐食を防ぐ防腐塗料、紫外線による変色を防ぐ紫外線吸収剤を含む塗料、シロアリなど虫の被害を防ぐ防蟻成分が配合された塗料なども販売されています。

ご自宅の立地や気候に合わせて選ぶことで、メンテナンスの多い木材外壁でも長持ちさせやすくなるので、ポイントをしっかり押さえておくようにしましょう。

DIYでも可能?木造住宅の外壁塗装の手順と注意点

外壁塗装を行う手順としては、外壁の劣化場所を確認するとともに雨漏りなどの二次被害がないか確認します。2階以上の建物の場合、足場を組む必要がありますし、養生テープや養生シートで建物を覆う作業も必要となってきます。外壁の洗浄や古い塗料の除去など、塗装以外にも多くの工程があります。

木造外壁は一般的な外壁よりも短いスパンでメンテナンスが必要になるため、コストがかかります。そのような時にはご自分でDIYしようと考えている人もいるでしょうが、ただペンキを塗るだけではなく、上記で説明した工程にプラスして、ご自宅に合った塗料のタイプを選んでおき、道具も揃えなくてならないことを覚えておいてください。

ご自身でDIYする場合

時間をかけて作業をするのが好きな人にとってはDIYも1つの選択肢となりますが、上記でも紹介した通り、塗装するためにはただペンキを塗るだけではなく、さまざまな工程があります。小さなキズなどの細かい補修でしたらそこまで時間はかからないので、DIYでメンテナンスすることでコスト面カットとなりおすすめです。

ご自身でメンテナンスをするメリットとしては、天候に左右されない点です。雨が降りそうで風も強い日を避けることは容易といえます。ただ、本業のお仕事が休めないからといって無理にスケジュールを決めて敢行するのは止めておきましょう。焦るあまりにせっかくの塗装が仕上がり悪いと、メンテナンスをしても余計に悪化してしまう恐れがあります。

こうならないように、次週に予定をずらすことや有休を消化しておくことも心がけておくのが大切です。

足場を組む必要がある場合は専門業者に依頼

細かな補修やウッドデッキなどでしたらDIYで作業できますが、2階以上の建物で足場を組まなくてはいけないなど大きな塗装工事が必要な場合もあるでしょう。慣れていない素人では大変危険を伴いますので、専門業者にお任せするのが最善です。

手の届かない外壁などは、足場を組んで行います。ただ、このような作業は高所作業にもなるので、プロでも慎重な作業を心がけています。基本的に自宅で作業する場合は脚立に乗る程度でしょうが、それでも十分危険な姿勢を継続しなければなりません。

しかも、脚立でも届かない2階以上の外壁では、足場を素人で組むのは難しいので、窓やベランダの手すりから乗り出して作業しようとする人もいるでしょう。大変危険ですので絶対に止めてください。

さらにDIYの場合、コストカットできるので安く抑えたい時にはおすすめですが、忙しい人では工期が長くなったり、慣れない塗装では色むらができたりとデメリットもあります。その点、実績ある専門業者ならば短期間で工事が完了しますし、素材に合った塗料を使ってムラなく施工してくれるので、心配がありません。費用が高いことをデメリットと捉えるかもしれませんが、万が一保証期間に塗装が剥げてしまった場合など、塗り直ししてもらえる場合もあり、自分でやるよりも安心感が違います。

木造住宅の外壁塗装にかかる費用

木造外壁の塗り替えにかかる大まかな費用ですが、DIYで塗装をする場合、目安としては15~50万円ほどはかかるといわれています。またDIYですと塗装が甘くなってしまい、短いスパンでの塗り直しが必要になるケースもあるためさらに費用が掛かる場合もあります。

専門の業者に依頼した場合の金額は、坪数や塗装面積によって変わり、20坪で40~100万円ほどかかります。その他に雨漏りなどの劣化が見つかればその費用もプラスされますし、足場を組んで作業する場合にも、別途足場を組む代金を請求されます。

普通に考えても高い出費ですので、気を付けておきたいポイントとしては、1社だけでなく複数の業者に相見積もりを依頼することです。業者との打ち合わせは念入りに行い、あまりに安すぎる業者には注意しましょう。

業者サイトを利用した口コミなども参考にしながら、他の業者との金額を比較してあまりにかけ離れた数字の場合、高くても低くても信用できないケースがあります。

まとめ

今回は木造住宅における木造の外壁を塗装する際に抑えておきたいポイントを、さまざまな角度から掘り下げてお伝えしました。一生に一度のマイホームですから、しっかりとメンテナンスをしたいものです。

この記事でも紹介したように、DIYで自身がメンテナンスをやるのもいいですが、ムラが出て塗装が剥がれる恐れもあれば、高い場所は危険が伴います。高額の出費となる木造住宅の外壁塗装ですから、後々に後悔しないためにも信頼できる専門業者に依頼しておき、長く快適なライフスタイルを実現していきましょう。